集計

このコントロールは廃止されたため、XamDataGrid コントロールに移行することをお勧めします。今後、新機能、バグ修正、サポートは提供されません。コードベースの XamDataGrid への移行に関する質問は、サポートまでお問い合わせください。

エンドユーザーは xamGrid コントロールに表示されるデータの量に困惑し、データの集計のみを期待する場合があります。エンドユーザーは、特定の列のデータから追加的な情報を取得したい場合もあります。行集計はこの手助けをします。

SummaryRowSettings オブジェクトの AllowSummaryRow を RowSummaryLocation の以下の値のいずれかに設定することによって、xamGrid で列の行集計を有効にすることができます。これによって集計が表示される場所が決まります。列挙値は以下のとおりです。

None - 集計行は表示されません。
Top - 集計行は行アイランドの上に表示されます。
Bottom - 集計行は行アイランドの下に表示されます。
Both - 集計行は行アイランドの上下に表示されます。

AllowSummaryRow プロパティを設定すると、xamGrid は列ヘッダーに集計ボタンを表示します。エンドユーザーは集計ボタンをクリックして、集計選択ダイアログボックスを表示できます。集計選択ダイアログボックスで、表示したい行集計を選択できます。

集計を有効にすると、異なる SummaryDefinitionCollection コレクションを使用できます。たとえば、列レイアウトまたは子バンドコレクションです。使用されるものは、SummaryRowSettings/SummaryRowSettingsOverride オブジェクトの SummaryScope プロパティの値によって異なります。このプロパティを以下の SummaryScope 列挙体のひとつに設定できます。

ChildBand - データの各子バンドは、個別に集計されます。
ColumnLayout - ColumnLayout を共有するすべての行は一緒に集計されます。

列レイアウトの詳細は、列レイアウトの定義トピックを参照してください。

XAML またはプロシージャーコードを使用して行の集計を手動で追加することもできます。詳細は、プログラムで集計を追加を参照してください。

以下のコードは、行集計を有効する方法を示します。

XAML の場合:

<Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
   <ig:XamGrid x:Name="MyGrid" AutoGenerateColumns="False">
      <ig:XamGrid.SummaryRowSettings>
         <ig:SummaryRowSettings AllowSummaryRow="Top" SummaryScope="ColumnLayout"/>
      </ig:XamGrid.SummaryRowSettings>
      …
   </ig:XamGrid>
</Grid>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Controls.Grids
..
Me.MyGrid.SummaryRowSettings.AllowSummaryRow = SummaryRowLocation.Top
Me.MyGrid.SummaryRowSettings.SummaryScope = SummaryScope.ColumnLayout

C# の場合:

using Infragistics.Controls.Grids;
…
this.MyGrid.SummaryRowSettings.AllowSummaryRow = SummaryRowLocation.Top;
this.MyGrid.SummaryRowSettings.SummaryScope = SummaryScope.ColumnLayout;

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