このトピックでは、 xamDiagram™ コントロールで元に戻す / やり直し操作を構成する方法を説明します。このトピックでは、 xamDiagram コントロール専用の元に戻す / やり直しマネージャーを構成する方法を説明します。アプリケーションの複数のコントロールで共有するマネージャーの構成は、 Infragistics® Undo/Redo Framework を参照してください。
このトピックをより理解するために、以下のトピックを参照することをお勧めします。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
xamDiagram コントロールでは、保持された操作履歴に基づいて元に戻す / やり直し操作を実行することで、元に戻す / やり直し機能をサポートしています。
Ultimate UI for WPF の元に戻す / やり直し機能は、 Infragistics Undo/Redo Framework により提供されます。このフレームワークはクロス プラットフォームで、UI による元に戻す / やり直し操作をコマンド制御によって呼び出すことができます。
ダイアグラムは、元に戻す / やり直しの履歴を単独で処理できるダイアグラム固有の UndoManager クラスのインスタンス ( Infragistics Undo/Redo Framework の一部) を使用します。このユース ケースは、このヘルプ トピックで詳しく説明します。この他に、アプリケーション全体で共有する履歴をサポートするために、UndoManager
の外部インスタンスを使用する方法もあります。
デフォルトでは、元に戻す / やり直し操作は xamDiagram で有効になっています。この操作をトリガーするには、ユーザー定義によるキーの組み合わせを使用する (元に戻す操作は Ctrl+Z、やり直し操作は Ctrl+Y)、または明示的なコマンドを呼び出します。デフォルトでは、元に戻す / やり直しスタックに保存する操作の数に制限はありません。この数は、 UndoManager クラスのプロパティの設定で制御できます。
xamDiagram コントロールで元に戻す / やり直し操作を有効化または無効化するには、 IsUndoEnabled プロパティを使用します。プロパティの値を「 False 」に設定すると、現在の履歴もクリアされます。
以下の表は、任意の動作とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。
xamDiagram コントロールの現在の操作履歴をクリアするには、 ClearUndoRedoHistory() メソッドを呼び出します。このメソッドを呼び出すと、ダイアグラムのみについて元に戻す / やり直し履歴がクリアされます。(UndoManager の外部インスタンスが作成されている場合は、このインスタンスによって管理されている他のコントロールは影響を受けません。)
以下の表は、任意の動作とそれを管理するプロパティ設定のマップを示します。
このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。