バージョン

フィルターされたレコードの外観を修正

DataPresenter コントロールは、フィルター条件に一致しないレコードを非表示にします。ただし、 FieldLayoutSettings オブジェクトの FilterAction プロパティを Disable または None に設定することによりこの動作を変更できます。FilterAction プロパティを Disable に設定すると、エンドユーザーがフィルターして除外するレコードは無効になりますが表示された状態が続きます。一方、FilterAction プロパティを None に設定すると、レコードがフィルターして除外されたことが視覚的にまったく表れません。この動作によって、エンドユーザーがフィルターして除外するレコードの外観を変更するためにトリガーを使用して自分自身のスタイルを実装することができます。

Note

注: xamDataCarousel™ コントロールではフィルター レコードとフィルター アイコンを使用できません。ただし、XAML またはプロシージャ コードでフィルター条件を xamDataCarousel に追加してデータをフィルターすることができます。

xamDataPresenter Modify the Look of Filtered Records.png

以下のコード例は、フィルターされたレコードの外観を変更する方法を示します。例のコードが xamDataPresenter コントロールを使用しているとしても、xamDataGrid コントロールを代わりに使用できます。

XAML の場合:

<!--スタイルをリソース ディクショナリに追加します-->
<Style TargetType="{x:Type igDP:DataRecordCellArea}">
    <Style.Triggers>
        <Trigger Property="IsFilteredOut" Value="True">
            <Setter Property="Opacity" Value=".7" />
        </Trigger>
    </Style.Triggers>
</Style>
...
<igDP:XamDataPresenter Name="xamDataPresenter1" BindToSampleData="True">
    <igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
        <igDP:FieldLayoutSettings FilterAction="None" />
    </igDP:XamDataPresenter.FieldLayoutSettings>
    <igDP:XamDataPresenter.FieldSettings>
        <igDP:FieldSettings AllowRecordFiltering="True" />
    </igDP:XamDataPresenter.FieldSettings>
</igDP:XamDataPresenter>

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Windows.DataPresenter
...
Me.xamDataPresenter1.FieldLayoutSettings.FilterAction = RecordFilterAction.None
Me.xamDataPresenter1.FieldSettings.AllowRecordFiltering = True

C# の場合:

using Infragistics.Windows.DataPresenter;
...
this.xamDataPresenter1.FieldLayoutSettings.FilterAction = RecordFilterAction.None;
this.xamDataPresenter1.FieldSettings.AllowRecordFiltering = true;