バージョン

xamDataPresenter でのキーボード ナビゲーション

トピックの概要

目的

このトピックは、 xamDataPresenter コントロールのビルトイン キーボードについて説明します。ユーザーに レコードフィールドをキーボードで移動できるオプションを提供します。ユーザーは、一般的なショートカットを使用してクリップボード操作を実行できます。

キーボード サポートについて

キーボード概要チャート

xamDataPresenter は、定義済みのキーボード ショートカットを含みます。以下のテーブルは、xamDataPresenter に対応したコントロールのキーボード サポートです。

コントロール 内容

xamDataGrid 固有のキーボードショートカットを提供します。

xamDataCarousel ナビゲーション キーボードショートカットを提供します。

xamDataCards ナビゲーション キーボードショートカットを提供します。

すべての xamDataPresenter コントロール

クリップボード編集での一般的なキーボードおよびセルのショートカットを提供します。

xamDataGrid キーボード サポート

概要

キーボード ショートカットの組み合わせで、ショートカットを実行するときの状況によって、さまざまなアクションを実行できます。ユーザーによるセルまたはレコードの選択、あるいは編集モードのセルなど、キーボードのショートカットは場面に応じて動作が異なります。

Shift キーを押すと、選択タイプに基づいて複数のレコードまたはセルが選択できます。SelectionType に関する情報は、 フィールド、レコード、またはセルの選択動作の変更を参照してください。

Shift キーを押しながらセルと選択して複数のセルを選択できます。単一レコードが選択されている場合、Shift キーを押して複数のレコードを選択できます。

セルの選択

以下のテーブルは、グリッド セルが選択されているときにキーボード ショートカットによって実行できるアクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

アクティブ セルを上へ移動

上矢印

アクティブ セルを下へ移動

下矢印

アクティブ セルを左へ移動

注:

Note

現在のレコードで最初のセルに達した時に、左矢印キーを押すと、前のレコードの最後のセルがアクティブになります。

左矢印

アクティブ セルを右へ移動

注:

Note

現在のレコードで最後のセルに達した時に、右矢印キーを押すと、次のレコードの最初のセルがアクティブになります。

右矢印

アクティブ セルを次のセルへ移動して編集モードに入る

Tab

アクティブ セルを前のセルへ移動して編集モードに入る

Shift + Tab

アクティブ セルをレコードの最初のセルへ移動

注:

Note

アクティブ セルがレコードの最初のセルの場合、Home を押すとアクティブ セルを最初のレコードの最初のセルへ移動

Home

アクティブ セルをレコードの最後のセルへ移動

注:

Note

アクティブ セルがレコードの最後のセルの場合、End を押すとアクティブ セルを最後のレコードの最後のセルへ移動します。

End

アクティブ セルを最初のレコードの最初のセルへ移動

Ctrl+Home

アクティブ セルを最後のレコードの最後のセルへ移動

Ctrl+End

アクティブ セルを 1 ページ上へ移動

PageUp

アクティブ セルを 1 ページ下へ移動

PageDown

以下のテーブルは、グリッド レコードが選択されているときにキーボード ショートカットによって実行できるアクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

アクティブ レコードを上へ移動

上矢印

アクティブ レコードを下へ移動

下矢印

レコードを展開します。

注:

Note

xamDataGrid でレコードの展開を許可するよう設定します。

右矢印

レコードを縮小します。

注:

Note

xamDataGrid でレコードの展開を許可するよう設定します。

左矢印

次のレコードを選択

Tab

前のレコードを選択

Shift + Tab

最初の全体レコードの選択

Home

最後の全体レコードの選択

End

アクティブ レコードを 1 ページ上へ移動

PageUp

アクティブ レコードを 1 ページ下へ移動

PageDown

xamDataCarousel キーボード ナビゲーション サポート

概要

以下は、サポートされる xamDataCarousel のキーボード ショートカットについて示します。

セルの選択

以下のテーブルは、カルーセル項目が選択されているときにキーボード ショートカットによって実行できるアクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット

アクティブ セルを現在使用可能な上のレコードへ移動

注:

Note

レコードの最初のセルに到達すると、前のレコードの最後のセルへ移動

上矢印

アクティブ セルを現在使用可能な下のレコードへ移動

注:

Note

レコードの最後のセルに到達すると、次のレコードの最初ののセルへ移動します。

下矢印

パスで前のレコードへ移動

左矢印

パス上の次のレコードへ移動

右矢印

パス上の次のレコードへ移動

注:

Note

現在表示されているレコードより多くの使用可能なレコードがある場合、レコードはパスの周りを移動します。

Tab

パス上の前のレコードへ移動

注:

Note

現在表示されているレコードより多くの使用可能なレコードがある場合、レコードはパスの周りを移動

Shift + Tab

xamDataCards キーボード ナビゲーション サポート

概要

ユーザーによるセルまたはデータ カードの選択に基づいて、キーボードの組み合わせが同じ場合も異なるアクションを実行します。

セルの選択

以下のテーブルは、データ カードのセルの選択時にショートカットを使用してキーボードで実行可能なアクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

アクティブ セルを上へ移動

上矢印

アクティブ セルを下へ移動

下矢印

前のデータ カードでアクティブなセルを移動

左矢印

次のデータ カードでアクティブなセルを移動

右矢印

アクティブ セルを次のデータ カードへ移動して編集モードに入ります。

Tab

アクティブ セルを前のデータ カードへ移動して編集モードに入ります。

Shift + Tab

データ カードの最初のセルの選択

Home

データ カードの最後のセルの選択

End

アクティブ セルを 1 ページ上へ移動

PageUp

アクティブ セルを 1 ページ下へ移動

PageDown

以下のテーブルは、カードの選択で実行可能なキーボード ショートカット アクションを説明

目的: キーボード ショートカット:

アクティブ カードを上へ移動

上矢印

アクティブ カードを下へ移動

下矢印

アクティブ カードを左へ移動

注:

Note

最初のカードに到達すると、1 つ上の行の最後のカードへ移動

左矢印

アクティブ カードを右へ移動

注:

Note

行の最後のカードに到達すると、1 つ下の行の最初のカードへ移動

右矢印

次のカードに移動

Tab

前のカードに移動

Shift + Tab

最初の全体カードへ移動

Home

最後の全体カードへ移動

End

アクティブ カードを 1 ページ上へ移動

PageUp

アクティブ カードを 1 ページ下へ移動

PageDown

一般的なクリップボード操作とセル編集操作のキーボード サポート

概要

xamDataPresenter は、カット、貼り付け、元に戻す/やり直し、セル編集アクションなどの共通クリップボード アクションにキーボードショートカットのビルト イン サポートがあります。

共通操作

以下のテーブルは、グリッド レコードの選択でキーボードで実行可能なアクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

切り取り

Ctrl + X,

Shift + Delete

コピー

Ctrl + C,

Ctrl + Insert

貼り付け

Ctrl + V,

Shift + Insert

Undo

Ctrl+Z

Redo

Ctrl+Y

セル コンテンツをクリア

Delete

レコードの削除

注:

Note

このアクションは、選択されたデータ レコードでのみ発生します。

Delete

セルの選択

以下のテーブルは、セル選択で実行可能なキーボード ショートカットを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

編集モードを開始

F2

編集モードのセル

以下のテーブルは、セルが編集モードの際の実行可能なキーボード ショートカット アクションを説明します。

目的: キーボード ショートカット:

編集モードを終了し、変更を承諾

F2

編集モードを終了し、レコードをコミット

Enter

編集モードを終了し、変更を破棄

Escape

トピック

以下のトピックでは、このトピックに関連する追加情報を提供します。

トピック 目的

DataPresenterBase クラスから派生したすべての Ultimate UI for WPF コントロールは、セル、レコード、およびフィールドの選択のサポートが組み込まれています。

Ultimate UI for WPF コントロールは、DataPresenterBase クラスから派生し、独自のコマンドセットを提供するため、特定のアクションをコントロールで実行できます。

DataPresenter コントロールは、クリップボード処理を多くのオペレーション システムで共通のキーボード ショートカットにマップします。