このトピックは、 xamDataGrid™ コントロールのグループ化機能の概要を説明します。ユーザーがグループ データをより読みやすく、よりナビゲートしやすく配置できます。
このトピックを理解するためには、以下のトピックをあらかじめお読みください。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
関連するデータをグループにして表示する機能は、 xamDataGrid の重要な機能の 1 つで、UI またはコードを介して実行できます。
グループ化では、ユーザーが複数フィールド レイアウトからグループ領域へフィールド ヘッダーをドラッグできます。
2 つ目のオプションは、グループ領域の下のデフォルト レイアウトで各フィールドにボタンを表示します。ユーザーは、これらのボタンをデフォルト フィールド レイアウトでグループ領域からグループレコードにドラッグできます。ただし、ユーザーが複数のフィールド レイアウトでフィールドを使用したレコードのグループ化することはできません。このオプションは、前のリリースと下位互換性があります。
xamDataGrid は、設定で詳細なユーザー構成が可能です。
この GroupByArea
プロパティを設定して、タイプ GroupByArea のコントロールを使用して外部グループ領域を DataPresenter にアタッチ、または GroupByArea
コントロールのプロパティを変更できます。このグループ領域では、デフォルト フィールド レイアウトでのフィールドのグループ化のみ可能です。
注:
このプロパティは、3 つの目的があります。
主要な目的として、ユーザーが複数フィールド レイアウトのフィールを使用してレコードをグループ化するかどうかを決定します。たとえば、Customer と Order データ項目のネスト階層がある場合、このプロパティはユーザーによるCustomer データ項目と Order データ項目のグループ化が可能かどうかを決定します。
2 つ目は、複数フィールド レイアウトのグループ化が有効な場合のグループ領域に必要なスペースを決定します。MultipleFieldLayoutCompact
設定を使用する場合、コントロールは、グループ領域でグループ化条件を 1 行で表示します。ただし、MultipleFiledLayoutsFull sett``ing
では、 xamDataGrid がグループ化領の別々の行での一意なフィールド レイアウトを表示します。
3 つ目は、 グループレコードで 2 つの異なる UI オプション間を切り替えることです。グループ化がデフォルト フィールド レイアウトのみで有効で古いグループ化 UI を優先する場合、DefaultFieldLayoutOnly
を使用すると、グループ領域がデフォルト フィールド レイアウトでフィールドのボタンを表示します。ただし、ユーザーが複数フィールド レイアウトからグループ領域へフィールド ヘッダーをドラッグできます。
このプロパティを設定して、タイプ GroupByAreaMulti
のコントロールを使用して外部グループ領域を DataPresenter
にアタッチ、または GroupByAreaMulti
コントロールのプロパティを変更できます。
注:
このプロパティは、グループ領域の場所を設定できます。
注:
このプロパティを IComparer インターフェイスを実装するためにオブジェクトに設定して、レコードでグループ化するためにカスタムな並べ替えロジックを使用できます。
以下は GroupByEvaluationMode
列挙型のメンバーです。
このプロパティは、 IGroupByEvaluator インターフェイスのカスタム実装を設定できます。このインターフェイスには、IComparer 型の読み取り専用 SortComparer
プロパティがあります。IGroupByEvaluator
インターフェイスの SortComparer
プロパティは、 DoesGroupContainRecord メソッドの実装とロジックと一致する比較演算子を返します。
つまり、並べ替え順序のロジックがグループ化ロジックと同じで、同じグループの他の DataRecord
と比較される際に、同じグループになるすべての DataRecord
は比較演算子の Compare メソッドから 0 を返します。
GroupByMode
プロパティは、 FieldGroupByMode 列挙型を取得または設定します。このプロパティは、フィールドをグループ化する際に使用するデフォルトの GroupByEvaluators
を指定できます。
注:
設定しない場合、このプロパティは FieldSettings
クラスの EditAsType プロパティに基づいたオプションの 1 つによってデフォルト値に戻されます。
このトピックにの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。