MaxiCode はパッケージ追跡のために United Parcel Service (UPS) によって使用される平面エラー修正マトリックス記号です。2 次元記号は、bullseye とも呼ばれる一意の円形ファインダー パターンの周りの六角形要素のオフセット行でできています。これは方向にかかわらず素早い記号の配置に役に立ちます。
MaxiCode はデータ エンコードをどのように構成すべきかを決定する 5 つのモードを使用します。一般的に、メッセージのフォーマットとエラー修正のレベルを定義するためにモードが使用されます。Mode0 と Mode1 は旧式でもう使用されていません。使用されるモードは以下のとおりです。
Mode2 - モード 2 は、最大 9 桁までの数値の郵便番号をエンコードするために運送業で使用されます。
Mode3 - モード 3 は、郵便番号が英数字で最大 6 文字までの時に運送業で使用されます。
Mode4 - モード 4 は標準的な記号エンコードのためのものです。プライマリ メッセージは Enhanced Error Correction (EEC) を採用し、セカンダリ メッセージは Standard Error Correction (SEC) を採用するためです。
Mode5 - モード 5 は、記号がプライマリおよびセカンダリ メッセージの両方に Enhanced Error Correction (EEC) を採用することを示します。
Mode6 - モード 6 はリーダー プログラミングに使用され、Standard Error Correction はメッセージ全体に適用されます。
Mode2 または Mode3 の下でエンコードする時、メッセージが UPS キャリア プレフィックスで始まらない限り、プロパティ PostalCode、ServiceClass および Country が使用されます (以下を参照)。記号がその他のモードの下でエンコードされる時、記号エンコードでこれらのプロパティは使用されません。
PostalCode - 配送先住所の郵便番号。モード 3 の時、大文字と数字しか受け入れないため、最大 6 文字まででなければなりません。モード 2 の時、最大 9 桁まで設定できます。
ServiceClass - サービス クラスを識別するためにキャリアと荷主によって定義された 000 から 999 の範囲の数字。
Country - 国を表す 000 から 999 の範囲の数字。国コードの完全なリストは、ISO 規格 3166 を参照してください。
以下の図は、UPS キャリア プレフィックスが Mode2 または Mode3 で使用される時にデータ メッセージの構造がいかにあるべきかを示します。
データ値が標準の UPS キャリア プレフィックス ([)>[RS][GS]01[GS]YY) で始まる場合、 エンコード プロセスの間、関連プロパティ (PostalCode、ServiceClass および Country) は無視されます。これでプライマリおよびセカンダリ メッセージは以下のように取得されます。最初の 9 つのデータ文字 [)>[RS][GS]01[GS]YY はセカンダリ メッセージでエンコードされるために抽出されます。次の 3 つのデータ要素、これは郵便番号、国コードおよびサービス クラス コードをそれぞれ表しますが、データ値から抽出されます。データの残りの文字列は、ヘッダー [)>[RS][GS]01[GS]YY の後のセカンダリ メッセージでエンコードされます (3 つのデータ要素を分離する 3 つの RS 文字を除く)。たとえば、上記のメッセージは以下のようにプライマリ メッセージとセカンダリ メッセージに分離されます。
プライマリ メッセージ:
郵便番号: 152382802
国コード: 840
サービス コードのクラス: 001
セカンダリ メッセージ:
[)>RS GS01 GS 961Z00004951 GS
UPSN GS 06X610 GS 159 GS 1234567 GS 1/1
GS Y GS 634 ALPHA DRIVEGSPITTSBURGH GS PA RS EoT
XAML の場合:
<ig:XamMaxiCodeBarcode x:Name="Barcode" Data="MaxiCode" ServiceClass="001" PostalCode="152382802" Country="840" Mode="Mode2" />
Visual Basic の場合:
Dim Barcode As New XamMaxiCodeBarcode() Barcode.Data = "MaxiCode" Barcode.ServiceClass = 1 Barcode.PostalCode = "152382802" Barcode.Country = 840 Barcode.Mode = ModeIndicator.Mode2
C# の場合:
XamMaxiCodeBarcode Barcode = new XamMaxiCodeBarcode(); Barcode.Data = "MaxiCode"; Barcode.ServiceClass = 1; Barcode.PostalCode = "152382802"; Barcode.Country = 840; Barcode.Mode = ModeIndicator.Mode2;