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WPF レポートをページに追加

始める前に

Report オブジェクトをインスタンス化して EmbeddedVisualReportSection オブジェクトをその Sections コレクションに追加してからでなければ、レポートをプレビュー、印刷、またはエクスポートすることはできません。セクションを Report オブジェクトに追加した後で、xamReportPreview™ コントロールを使用してレポートの 印刷プレビューを表示したり、XML Paper Specification (XPS) 形式でレポートをエクスポートしたり、レポートをプリンタに出力することができます。

達成すること

主要コンテンツとして xamDataGrid™ を使用してレポートを作成します。

xamReportPreview をウィンドウに追加します。

以下の手順に従って、レポートを作成します

  1. Microsoft® Windows® Presentation Foundation Window プロジェクトを作成します。

  2. ソリューション エクスプローラーで以下の NuGet パッケージ参照をプロジェクトに追加します。NuGet フィードのセットアップと NuGet パッケージの追加の詳細については、NuGet フィード ドキュメントを参照してください。

    • Infragistics.WPF.Reporting

    • Infragistics.WPF.DataGrids

アプリケーションにレポート機能を実装するには、上記のリストのうち、最初のパッケージへの参照のみが必要です。XamDataGrid コントロールは、このトピックの残りの部分でレポート機能を紹介するために使用されます。

  1. 開いている Window タグ内で XamDataGrid の名前空間宣言を追加します。

XAML の場合:

xmlns:igDP="http://infragistics.com/DataPresenter"
  1. DockPanel コンテナーを Window に追加します。

XAML の場合:

<DockPanel>
    <!--TODO: ここに Button を追加します。-->
    <!--TODO: ここに xamDataGrid を追加します。-->
</DockPanel>
  1. Button コントロールを DockPanel コンテナーに追加します。

    1. 添付の DockPanel.Dock プロパティを Top に設定します。

    2. Content プロパティを "Print xamDataGrid" に設定します。

    3. Button コントロールの Click イベントにイベント ハンドラーを接続します。

XAML の場合:

<Button
    DockPanel.Dock="Top"
    Content="Print xamDataGrid"
    Click="Button_Click" />
  1. xamDataGrid を DockPanel コンテナーに追加します。

    1. Name プロパティを設定すると、コード ビハインドで参照できます。

    2. BindToSampleData プロパティを True に設定します。

XAML の場合:

<igDP:XamDataGrid Name="xamDataGrid1" BindToSampleData="True" />
  1. コード ビハインドを開き、コード ビハインド内に using/Imports のディレクティブを配置すれば、メンバーの完全に記述された名前を常にタイプする必要がなくなります。

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Windows.Reporting

C# の場合:

using Infragistics.Windows.Reporting;
  1. メソッドのスタブが作成されている場合は、Button コントロールの Click イベントのイベント ハンドラーを追加し、Report および EmbeddedVisualReportSection オブジェクトをインスタンス化し、xamDataGrid コントロールへの参照をそのコンストラクターに渡します。最後に、EmbeddedVisualReportSection オブジェクトを Report オブジェクトの Sections コレクションに追加し、Report オブジェクトの Print メソッドまたは Export メソッドを呼び出します。

Visual Basic の場合:

Private Sub Button_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs)
    Dim report1 As New Report()
    Dim section1 As New EmbeddedVisualReportSection(Me.xamDataGrid1)
    report1.Sections.Add(section1)
    report1.Print()
    ' 以下のコード行は、xamDataGrid のコンテンツを
    ' XPS ドキュメントにエクスポートします。
    'report1.Export(OutputFormat.XPS, "c:\\xamDataGrid1.xps")
End Sub

C# の場合:

private void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    Report report1 = new Report();
    EmbeddedVisualReportSection section1 = new EmbeddedVisualReportSection(this.xamDataGrid1);
    report1.Sections.Add(section1);
    report1.Print();
    // 以下のコード行は、xamDataGrid のコンテンツを
    // XPS ドキュメントにエクスポートします。
    //report1.Export(OutputFormat.XPS, "c:\\xamDataGrid1.xps");
}
  1. プロジェクトを実行します。

以下のスクリーンショットのような Window が表示されます。"Print xamDataGrid" とラベルが付けられたボタンをクリックして、xamDataGrid コントロールのコンテンツを印刷できます。

WPF Reporting Creating a Report 01.png

以下の手順に従って、xamReportPreview をウィンドウに追加します

  1. Microsoft® Windows® Presentation Foundation Window プロジェクトを作成します。

  2. 以下の NuGet パッケージ参照をプロジェクトに追加します。

    • Infragistics.WPF.Reporting

    NuGet フィードのセットアップと NuGet パッケージの追加の詳細については、NuGet フィード ドキュメントを参照してください。

  1. Infragistics 名前空間宣言を追加します。

XAML の場合:

xmlns:igReporting="http://infragistics.com/Reporting"

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Windows.Reporting

C# の場合:

using Infragistics.Windows.Reporting;
  1. デフォルトの Grid レイアウト コンテナーに名前を付けると、コード ビハインドで参照できます。

XAML の場合:

<Grid Name="layoutRoot">
</Grid>
  1. コード ビハインドを使用する場合、Window の Loaded イベントにイベント ハンドラーを接続します。

XAML の場合:

<Window ... Loaded="Window_Loaded">
  1. xamReportPreview コントロールのインスタンスを作成して、これをメイン Grid に追加します。

XAML の場合:

<igReporting:XamReportPreview Name="xamReportPreview1" />

Visual Basic の場合:

Private Sub Window_Loaded(ByVal sender As Object, ByVal e As RoutedEventArgs)
    Dim xamReportPreview1 = New XamReportPreview()
    Me.layoutRoot.Children.Add(xamReportPreview1)
End Sub

C# の場合:

private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    XamReportPreview xamReportPreview1 = new XamReportPreview();
    this.layoutRoot.Children.Add(xamReportPreview1);
}
  1. プロジェクトを実行します。

プロジェクトを実行すると、以下のスクリーンショットに似た Window が表示されます。xamReportPreview コントロールは、レポートのプレビューを生成していないために、コンテンツを表示しません。xamReportPreview の GeneratePreview メソッドを呼び出し、 Report オブジェクトに参照を渡す必要があります。

WPF Reporting Adding xamReportPreview to a Window Using Procedural Code 01.png