バージョン

2015 Volume 2 の新機能

トピックの概要

目的

このトピックでは、Ultimate UI for WPF 2015 Volume 2 リリースで導入された新しいコントロールと機能の概要について説明します。

Infragistics Excel ライブラリ

ワークシート テーブルの列および行の操作

ライブラリのデータ モデルに、ワークシート テーブルの列と行の挿入および削除のサポートが追加されました。

Infragistics Syntax Parsing Engine

構文ツリー作成イベント

解析エンジンでは、構文ツリーの作成後に発生するイベントおよび構文ツリーがテキスト ドキュメントに返される前に発生するイベントをサポートするようになりました。

xamBusyIndicator

新しいコントロール

xamBusyIndicator は、長期的に実行されるプロセスが開始されたことを視覚的に通知し、そのプロセスの進行状況を表示する ContentControl です。

xamBusyIndicator 1.png

関連トピック:

xamComboEditor

列挙型のデータの処理

xamComboEditor に列挙型データにバインドされるドロップダウンの生成処理をカスタマイズするサポートを追加しました。

xamDataChart

主軸および副軸の間隔

xamDataChart は、軸に対して垂直に表示される主軸および副軸の両方の間隔をサポートするようになりました。

以下のスクリーンショットでは、NumericYAxis の主軸が間隔値 10 の緑色の線、NumericYAxis の副軸が間隔値 2.5 の赤色の線で示されています。

DataChart Configuring Major and Minor Intervals 1.png

凡例のタイトルと項目のフォント

xamDataChart の凡例 ItemsLegend および ScaleLegend は、フォントの外観を構成できるようになりました。

以下のスクリーンショットは、カスタム凡例タイトルを示します。このタイトルには、サイズ 14 のボールドの Arial フォント、サポートされている 3 つの凡例タイプにすべて青色の前景色が使用されています (上から下に、Legend、ItemLegend、および ScaleLegend)。

DataChart Legend Title configuration 2 with OptionsPane Highlighted.png

以下のスクリーンショットは、カスタム凡例項目を示します。この項目には、サイズ 12 のボールドの Tahoma フォント、サポートされている 3 つの凡例タイプにすべて緑色の前景色が使用されています (上から下に、Legend、ItemLegend、および ScaleLegend)。

DataChart Legend Items configuration 1 with OptionsPane Highlighted.png

関連トピック:

xamDataGrid

フィルターのクリア ボタン

xamDataGrid のクリア フィルター ボタンは、アクティブなフィルター セットがない場合に無効 (半透明) でレンダリングするようになりました。

Excel スタイルのフィルタリング ダイアログ

xamDataGrid コントロールは、FilterRecord で Excel スタイルのフィルタリング UI を使用できるようになりました。これを実行するには、FilterOperandUIType プロパティを FilterOperandUIType.ExcelStyle に設定します。

WhatsNew 15.2 WPF 1.png

関連トピック:

xamDataPresenter

条件に基づきテンプレートを適用

Data Presenter コントロールには、条件に基づきセルのテンプレートを表示および編集する機能が追加されました。

データ検証のサポートの強化

Data Presenter コントロールは、INotifyDataErrorInfo インターフェイスを実装するデータ項目をサポートするようになりました。

関連トピック:

データ ソース変更イベント

Data Presenter コントロールは、 DataSource プロパティを変更するとイベントを発生するようになりました。

関連トピック:

UI の手動更新

Data Presenter コントロールは、コントロールのユーザー インターフェイスの手動更新をサポートするようになりました。

xamPropertyGrid

展開可能なタイプのカスタム エディター

xamPropertyGrid コントロールは、展開可能なプロパティのカスタム エディターをサポートするようになりました。これにより、コレクションのネストされた要素リストを削除することもできます。

展開可能なプロパティのカスタマイズ

xamPropertyGrid コントロールに、展開可能なプロパティのレンダリングをカスタマイズする方法が追加されました。

結合可能なプロパティ属性のサポート

xamPropertyGrid コントロールは、複数のオブジェクトのバインドで、結合されたプロパティを除外する属性をサポートできるようになりました。

プロパティ リストの並べ替え

xamPropertyGrid コントロールは、宣言的なプログラムによる方法で、プロパティ リストとそのカテゴリの並べ替え (順序変更) をサポートするようになりました。

xamRichTextEditor

ポイントからのテキスト挿入位置の取得

xamRichTextEditor コントロールは、指定されたポイントから最も近い有効なテキスト挿入位置を取得するメソッドをサポートするようになりました。このポイントは、 xamRichTextEditor コントロールに関連付けられている必要があります。

関連トピック:

xamSpreadSheet

データ検証

xamSpreadsheet コントロールは、ワークシートのセルに設定されたルールに基づいたデータ検証をサポートするようになりました。