<ig:XamDataPieChart x:Name="dataPieChart"
ItemsSource="{Binding Data}"
OthersCategoryText="Others Custom"
OthersCategoryType="Number"
OthersCategoryThreshold="3"/>
このトピックでは、XamDataPieChart コントロールのその他カテゴリを構成する方法を説明します。トピックの最後で、完全なコード例を提供します。
トピックは以下のとおりです。
Data Pie Chart コントロールの基本データに、小さい値を含む多くの項目が含まれる場合があります。この場合、Others カテゴリは、単一スライスへの複数のデータ値の自動集計を許可します。
このトピックは、ユーザーがデータ バインディング トピックを既に読んでいることを前提とし、はじめにそのコードを使用します。
XamDataPieChart の「その他」カテゴリには、OthersCategoryType
、OthersCategoryThreshold
、OthersCategoryText
という 3 つの主要な構成可能なプロパティがあり、これらを使用して、チャート内の「その他」スライスの表示方法を構成できます。これらについては、それぞれ以下で説明します。
OthersCategoryType
プロパティは、XamDataPieChart の OthersCategoryThreshold
プロパティと連動して機能します。OthersCategoryType
では、OthersCategoryThreshold
を数値として評価するか、パーセンテージとして評価するかを定義できます。たとえば、数値を選択し、OthersCategoryThreshold
を 5 に設定すると、5 未満の値を持つスライスはすべて「その他」カテゴリの一部になります。パーセント タイプで同じ値 5 を使用すると、XamDataPieChart の合計値の 5 パーセント未満の値はすべて「その他」カテゴリの一部になります。
チャートの「その他」スライスに含まれる基礎データ項目を取得するには、チャートの GetOthersContext
メソッドを利用できます。このメソッドの戻り値のタイプは、Items
プロパティを公開する OthersCategoryContext
です。Items
プロパティは、Others スライス内の項目を含む object[]
を返します。さらに、「その他」スライスをクリックすると、SeriesClick
イベントのイベント引数の Item
プロパティもこの OthersCategoryContext
を返します。
デフォルトでは、「その他」スライスは「その他」というラベルで表されます。チャートの OthersCategoryText
プロパティを変更することでこれを変更できます。
XamDataPieChart に「その他」カテゴリが表示されないようにするには、OthersCategoryThreshold
を 0 に設定します。
以下のコード例は XamDataPieChart での「その他」カテゴリの使用方法を紹介します。
XAML の場合:
<ig:XamDataPieChart x:Name="dataPieChart"
ItemsSource="{Binding Data}"
OthersCategoryText="Others Custom"
OthersCategoryType="Number"
OthersCategoryThreshold="3"/>
C# の場合:
XamDataPieChart dataPieChart = new XamDataPieChart()
{
ItemsSource = Data,
OthersCategoryThreshold = 3,
OthersCategoryType = OthersCategoryType.Number,
OthersCategoryText = "Others Custom"
};
this.Controls.Add(dataPieChart);