ValueToDisplayTextConverter プロパティ

表示テキストと値の間の変換で使用されるコンバーターを指定します。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Property ValueToDisplayTextConverter As IValueConverter

C#

public IValueConverter ValueToDisplayTextConverter {get; set;}

解説

'string' と ValueType の間の変換はデフォルトで内蔵の変換ロジックを使用して実行されます。ValueToDisplayTextConverter および Infragistics.Windows.Editors.TextEditorBase.ValueToDisplayTextConverter を設定してデフォルト変換ロジックをオーバーライドできます。エディターが編集モードの時は ValueToDisplayTextConverter が使用されますが、エディターが編集モードではない時は ValueToDisplayTextConverter が使用されます。

注： エディターは、'string' 以外のタイプの値を編集できます。例えば、XamTextEditor は DateTime のタイプの値を編集できます。System.ValueType プロパティを使用してエディターが編集する値のタイプを指定できます。.

ほとんどの場合、デフォルト変換ロジックは Infragistics.Windows.Editors.ValueEditor.FormatProvider および Infragistics.Windows.Editors.ValueEditor.Format フォーマット プロパティと共にさまざまなフォーマット機能の提供で十分です。

ビルトインのデフォルト変換ロジックは殆どの場合で十分ですが、値を表示するテキストに変換するためにカスタム ロジックを提供するには、この機能を使用します。これが必要とされる例は、今日や昨日の日付のような値をそれぞれ 'Tomorrow' と 'Yesterday' という単語で提示したい場合、または Infragistics.Windows.Editors.ValueEditor.FormatProvider および Infragistics.Windows.Editors.ValueEditor.Format プロパティ設定を使用して、指定できなかった任意の種類のカスタム フォーマッティングを適用する場合です。