バージョン

ツリーの異なるレベルでノードを選択

WinTree™ によってエンド ユーザーはツリーでノードの範囲を選択できます。ツリーのひとつのレベルの範囲だけではなく、ノードの複数のコレクションに渡って子ノードを選択に追加します。 SelectionType プロパティを Extended に設定することでエンド ユーザーは複数のノードを簡単に選択することができます。ただし、エンド ユーザーがノードの子、そして同様にそれらのノードの子からノードを選択できるようにしたい場合、 SelectionBehavior プロパティを ExtendedAcrossCollections に設定する必要があります。このシナリオで役立つもうひとつのプロパティは IncludeCollapsedDescendantsOnRangeSelection プロパティです。このプロパティによって、エンド ユーザーは子ノードを持つノードの範囲を選択し、それらの子ノードを選択に自動的に含めることができます。したがって、ツリーのひとつのレベルでノードの範囲を選択するだけで、 SelectedNodes コレクションにすべてのノードとその子ノードを基本的に配置することができます。

Note

注: IncludeCollapsedDescendantsOnRangeSelection を True に設定してノードの範囲を に選択すると、範囲内の最後のノードは選択に子孫を含みません。

以下のコードは、エンド ユーザーがすべての子ノードを含むと同時に、WinTree の異なるレベルから複数のノードを選択できる方法を示します。

Visual Basic の場合:

' エンド ユーザーは複数のノードを選択できます。
Me.UltraTree1.Override.SelectionType = _
    Infragistics.Win.UltraWinTree.SelectType.Extended
' エンド ユーザーはツリーの異なるレベルで複数の
' ノードを選択できます。
Me.UltraTree1.SelectionBehavior = _
    Infragistics.Win.UltraWinTree.SelectionBehavior.ExtendedAcrossCollections
' エンド ユーザーがノードを選択すると、子ノード
' も選択されます。
Me.UltraTree1.IncludeCollapsedDescendantsOnRangeSelection = _
    Infragistics.Win.DefaultableBoolean.True

C# の場合:

// エンド ユーザーは複数のノードを選択できます。
this.ultraTree1.Override.SelectionType =
    Infragistics.Win.UltraWinTree.SelectType.Extended;
// エンド ユーザーはツリーの異なるレベルで複数の
// ノードを選択できます。
this.ultraTree1.SelectionBehavior =
    Infragistics.Win.UltraWinTree.SelectionBehavior.ExtendedAcrossCollections;
// エンド ユーザーがノードを選択すると、子ノード
// も選択されます。
this.ultraTree1.IncludeCollapsedDescendantsOnRangeSelection =
    Infragistics.Win.DefaultableBoolean.True;