バージョン

WinTree を階層的なデータ ソースにバインド

始める前に

WinTree™ コントロールはツリーのような構造で階層データを表すために使用することができます。列のサポートに加えて、データ ソースにバンドする機能があります。データ ソースにバンドされると、UltraTreeColumnSet オブジェクトと UltraTreeNodeColumn オブジェクトは自動的に生成されます。AutoGenerateColumnSets プロパティがデフォルトで True に設定されているからです。

達成すること

WinTree を Northwind データベースの Customers および Orders テーブルにバインドする方法を学習します。

次の手順を実行します

  1. Microsoft® Visual Studio® Toolbox から、UltraTree をフォームにドラッグ アンド ドロップします。

  2. WinTree コントロールの [プロパティ] ウィンドウで、DataSource プロパティを選択し、ドロップダウン リストを表示します。ドロップダウン リストで、[プロジェクト データ ソースの追加…​] リンクをクリックします。

WinTree Binding WInTree to a Hierarchical Data Source 01.png
  1. [データ ソース構成] ウィザードが表示します。Database を選択して [次へ] をクリックします。

  2. [新しい接続] をクリックして接続文字列を構成します。[接続を追加] ダイアログが表示します。

  3. Data Source の下に Microsoft SQL Server (Sql Client) があることを確認します。この場合、使用しているサーバー、.\SQLEXPRESS にサーバー名を指定します。データベースを Northwind に設定します。

WinTree Binding WInTree to a Hierarchical Data Source 02.png
  1. [OK] をクリックします。[データ接続を選択] 画面に戻ります。

  2. [次へ] をクリックします。

  3. Tables ノードを展開し、Customers および Orders テーブルの横にあるチェックボックスを選択します。[完了] をクリックします。

WinTree Binding WInTree to a Hierarchical Data Source 03.png
  1. WinTree コントロールの DataSource プロパティ ウィンドウで、ダイアログをドロップダウンし、[その他のデータ ソース] セクションを展開します。Northwind データセットは Customers および Orders テーブルとともにリストされます。最初にデータセットに関連付けられた Orders テーブルを選択します。これは子テーブルを表すからです。次に親テーブルを表す Customers テーブルを選択します。データセット、BindingSource および TableAdapter が生成され、フォームにコンポーネントとして追加されます。

  2. これで WinTree は描画される時に表示される列を表示します。

WinTree Binding WInTree to a Hierarchical Data Source 04.png
  1. アプリケーションを保存して実行します。WinTree コントロールが Customers テーブルからのデータで埋められているのを確認します。ノードを展開する場合、関連している Orders テーブルが表示されます。

WinTree Binding WInTree to a Hierarchical Data Source 05.png