バージョン

MDI ウィンドウ リストの作成

MDIWindowList ツールは、アプリケーションですべてのオープン MDI フォームを文書化するためのリスト ツールで、リストからひとつのフォームを選択すると、そのフォームが前景になりフォーカスされます。また、すべてのウィンドウを閉じる、水平または垂直に並べる、すべてのウィンドウを縮小する、カスケード表示するなどのオプションもあります。

  1. エレメントのカスタマイザ エディタを開き、PopUpMenu および Button ツールを作成し、MDI 親フォームに置かれたツールバーに追加します。

  2. MDIWindowList ツールを作成し、それをドロップ カーソルが表示されるまでメニュー ツールに向かってドラッグ アンド ドロップしてポップアップ メニューに MDIWindowList を追加します。

  3. MDI アプリケーションにすべてのオープン フォームをリストすることに加えて、オープン フォームの視覚的な表示のために選択するためのユーザー用の異なるコマンドをリストできます。以下は使用できるプロパティのリストです。

プロパティ 説明

DisplayArrangeIconsCommand

親フォームの左下角にすべての縮小されたウィンドウを整列します。

DisplayCascadeCommand

すべてのオープン フォームをカスケードします。

DisplayCheckmark

フォーカスを持つフォームの横にチェック マークを表示します。

DisplayCloseWindowsCommand

すべてのオープン フォームを閉じます。

DisplayMinimizeCommand

すべてのオープン フォームを縮小します。

DisplayTileHorizontalCommand

水平の外観ですべてのオープン フォームをタイルします。

DisplayTileVerticalCommand

垂直の外観ですべてのオープン フォームをタイルします。

  1. DisplayCheckmark プロパティはブール値を取りますが、他は Hide、DisplayOnMenu、DisplayOnDialog または DisplayOnMenuAndDialog に設定できます。(この場合、ダイアログは [その他のウィンドウ…​] ダイアログという意味です。)

  2. ボタン ツールの ToolClick イベントでコードを追加して、複数の MDI 子フォームを表示します。プロジェクトを実行し、子フォームの数を表示し、MDIWindowList ツールを表示し、リストされるすべてのオープン フォームのテキストを見ます。