WinTab™ および WinTabStrip™ の両方で、次のプロパティを使用して、タブの外観とレイアウトを指定します。
Appearance — タブのデフォルトの外観を決定します。Tab 要素の SupportThemes プロパティが true に設定されている XP システムでは、要素にテーマが設定されて描画されます。この場合、BackColor、BorderColor などの外観設定は無視されます。
ActiveTabAppearance — アクティブなタブ (フォーカスのあるタブ) のデフォルトの外観を指定します。
ClientAreaAppearance — クライアント領域のデフォルトの外観 (タブ ヘッダー領域を除く要素全体) を決定します。
HotTrack — True に設定すると、マウス オーバーしたタブの外観がランタイムで変更されます。デフォルトでは、tab 要素の SupportThemes プロパティが true に設定され、Style プロパティが PropertyPage または PropertyPageSelected に設定されている XP システムを除いて、タブの ForeColor のみが変更されます。この場合、ホットトラッキングされたタブは、下の画像に示すように、選択されたテーマ付きタブと同様に描画されます。
HotTrackAppearance — ホットトラッキングされたタブの外観を決定します。一部の設定は、上記の画像のようにテーマ付きタブを描画する場合に無視されます。
InterRowSpacing — 複数行の TabLayoutStyles では、ピクセル単位でタブ行の間のスペースを指定します。負の値も使用できます。次の画像は、InterRowSpacing を 5 にした設定を示しています。
InterTabSpacing — ピクセル単位で同一行のタブの間のスペースを指定します。負の値も使用できます。次の画像は、InterTabSpacing を 3 にした設定を示しています。
MaxTabWidth および MinTabWidth — 画像とテキスト サイズに基づいてタブのサイズを計算する場合、このプロパティはタブの大きさを制限します。
SelectedTabAppearance — 選択したタブ (タブ ページが現在表示されているタブ) のデフォルトの外観を指定します。
ShowButtonSeparators — このプロパティは、Style プロパティが StateButtons に設定されている場合にのみ有効です。次の画像は、スタイルが StateButtons に、TabButtonStyle が PopupSoftBorderless に、ShowButtonSeparators が true に設定された UltraTabControl を示しています。
Style — タブのスタイルを決定します。Style が StateButtons に設定されている場合、TabButtonStyle プロパティはボタンの外観を決定します。また、テーマ サポートは Windows XP のみで使用できます。UseOsThemes プロパティで指定します。
SupportThemes — XP システムでこのプロパティが true、更に Style プロパティが PropertyPage または PropertyPageSelected に設定されている場合、スクロール ボタンとタブにテーマが適用されて表示されます。
TabButtonStyle — このプロパティは、Style プロパティが StateButtons に設定されている場合にのみ有効です。
TabHeaderAreaAppearance — タブ ヘッダー領域の背景の外観を決定します。
TabLayoutStyle — タブのレイアウト方法を決定します。さまざまな単一行および複数行スタイルがあります。
TabOrientation — タブ ページ領域に相対して、左上、右下、左上などのタブの配置方法を指定します。
TabsPerRow — このプロパティは、TabLayoutStyle プロパティが SingleRowTabsPerRow または MultiRowTabsPerRow に設定されている場合にのみ有効です。各タブ行に配置するタブの数と各タブのサイズを決定します。
TextOrientation — テキストが水平方向に回転するかどうか、また回転する方法を指定します。
UltraTabControl および UltraTabControl の両方で、次のプロパティを使用して、スクロール ボタンの外観を指定します。
ScrollArrowStyle — スクロール ボタンの矢印の表示方法を指定します。 塗りつぶされた三角形、白抜き三角形またはシェブロン。
ScrollButtonAppearance — スクロールボタンの外観を決定します。
ScrollButtons — スクロール ボタンが常に、必要な場合にのみ表示され、または表示されないかを決定します。
ScrollButtonStyle — スクロールボタンのスタイルを決定します。XP システムでは、SupportThemes が true で Style が PropertyPage または PropertyPageSelected の場合、このプロパティは無視されます。
ScrollButtonTypes — どのスクロール ボタンが表示されるかを決定します。次/前、次ページ/前ページ、最初/最後、つまみ。
ScrollTrackAppearance — ScrollButtonTypes の Thumb ビットがオンに設定され、ボタンがテーマとして描画されない場合にのみ有効です。つまみが位置されているトラックの外観を決定します。
ScrollTrackExtent — つまみトラックの長さを決定します。0 に設定すると、適切なサイズが計算されます。
UltraTab オブジェクトで、次のプロパティを使用して、タブの外観を指定します。
Appearance — タブの通常の外観を決定します。
ActiveAppearance — アクティブなタブ (タブに入力フォーカスがある場合) の外観を指定します。
ClientAreaAppearance — タブが選択されたタブ (そのタブ ページが表示されている) の場合に、クライアント領域 (タブ ヘッダー領域を除く要素全体) の外観を決定します。
FixedWidth — タブの幅をピクセル単位で指定します。0 に設定すると、適切な幅が計算されます。
HotTrackAppearance — タブがホットトラッキングされたタブの場合に、タブの外観を決定します。HotTrack プロパティを true に設定する必要があります。
SelectedAppearance — 選択したタブ (タブ ページが表示されている場合) の外観を決定します。
Text — タブに表示されるテキストを指定します。タブに必要なサイズが決定される際、テキスト メトリックの計算はタブ要素の Font、Appearance、ActiveTabAppearance、HotTrackAppearance、および SelectedTabAppearance プロパティで指定された最大のフォントに基づきます。特定のタブ表示プロパティのフォント設定は無視されます。