バージョン

WinRibbonCustomizationProvider について

WinRibbonCustomizationProvider™ コンポーネントは、エンドユーザーによる WinToolbarsManager™ コンポーネントの リボン レイアウトのカスタマイズを可能にします。WinRibbonCustomizationProvider™ は Infragistics.Win.SupportDialogs に属しており、 IRibbonCustomizationProvider インターフェイスを実装します。このインターフェイスを使用すると、リボンとそのコンポーネントの外観を管理およびカスタマイズすることができます。

WinRibbonCustomizationProvider の実装

UltraRibbonCustomizationProvider コンポーネントを UltraToolbarsManager のリボンに割り当てる必要があります(以下のコードを参照してください)。これによって、クイック アクセス ツールバーをカスタマイズとリボンをカスタマイズの 2 つのリボンのカスタマイズ オプションがユーザーの右クリックのコンテキスト メニューに追加されます(以下の図 1)。この 2 つのオプションはクイック アクセス ツール バーとリボンをそれぞれカスタマイズするためのエントリ ポイントをユーザーに提供します。オプションを選択すると、対応するタブを事前に選択した状態でリボン カスタマイズ ダイアログを開きます(詳細は「リボン カスタマイズ ダイアログ」を参照してください)。

Note

注: “UltraRibbonCustomizationProvider” は Visual Studio ツールボックスに表示する時の WinRibbonCustomizationProvider コントロールの名前です。UltraToolbarsManager でも同じことが発生します。

Visual Basic の場合:

Imports Infragistics.Win.UltraWinToolbars
Me.ultraToolbarsManager1.Ribbon.RibbonCustomizationProvider = this.ultraRibbonCustomizationProvider1

C# の場合:

using Infragistics.Win.UltraWinToolbars;
this.ultraToolbarsManager1.Ribbon.RibbonCustomizationProvider = this.ultraRibbonCustomizationProvider1;
WinToolbarsManager About WinRibbonCustomizationProvider 01.png

図 1: WinRibbonCustomizationProvider を実装した後の右クリックのコンテキスト メニュー - カスタマイズ オプションが使用可能となっている

ユーザー操作と使いやすさ

リボン カスタマイズ ダイアログで、ユーザーは以下を実行できます。

  • リボン タブ、グループ、ツールを管理する:

    • 追加/削除

    • 表示/非表示

    • 名前の変更

    • 位置変更

  • リボンのレイアウトのインポート/エクスポート

  • リボンを元のレイアウトにリセット