このトピックは、コンポーネントのデザイナーを使用した WinRadialMenu™ ツールの追加についての概要を説明します。
このトピックを理解するためには、以下のトピックを理解しておく必要があります。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
このトピックでは、コンポーネントのデザイナーにより WinRadialMenu™ ツールを追加する方法を学習します。
WinRadialMenu コンポーネントはフォームのデザイナーを使用して追加する、またはコードに直接追加できます。いずれの方法も、アプリケーション実行時にコンポーネントを表示するために、引数としてフォームを指定位置で取得する Show メソッドのオーバーロードを呼び出す必要があります。
デザイナーを使用した WinRadialMenu の追加
1.新しい Windows Forms プロジェクトを作成します。
2.ツールボックスから UltraRadialMenu コンポーネントをフォームに追加します。
3.コンポーネント上でラジアル メニューのスマート タグ (以下で概説します) を使用してコンポーネントのタスク ダイアログ ウィンドウを表示し、UltraRadialMenu のリンクをクリックしてデザイナー ウィンドウを開きます。
または、コンポーネントを右クリックしてデザイナー ウィンドウを開き、コンテキスト メニューから [ ラジアル メニュー デザイナー ] を選択します。
デザイナー ウィンドウ
4.マウスをラジアル メニューに移動し、新しいツールを追加する「新しいツール」ウェッジを有効にします。
RadialMenuTool は、すべてのツール タイプの基本クラスです。ボタン ツールは特にコピー、貼り付け、元に戻す、やり直し、太字、斜体のようなツールを表現する RadialMenuTool タイプのツールです。トピックのこのセクションでは、コンポーネントのデザイナーを使用してボタン ツールをラジアル メニューに追加することができます。
1.以下のダイアログを表示するメニューで、[ 新しいツール ] をクリックします。
2.[ ツールの種類 ] ドロップダウンでボタン ツールを選択します。
3.「 テキスト 」 (ツール名) を入力します。
4.[ 画像の編集… ] ボタンをクリックし画像ソースに移動すると、ツールのアイコンが追加されます。
5.[追加] をクリックします。
ダイアログ ウィンドウのオプションは選択したツール タイプにより異なり、ツール タイプに最適なプロパティ設定を可能にします。
ツール タイプの [カラー] を選択して、テキストおよびキーを供給します。[カラー] ツールとして、組み込みのOneNoteMX style で有効に設定された塗りつぶし、フォント、および強調表示の 3 つのカラー ツールがデフォルトで用意されています。このツール タイプにはすでに適切なツール アイコンが含まれていますが、[画像の編集…] ボタンで変更できます。
追加した [カラー] ツールです。[OK] をクリックしてデザイナーを閉じます。追加の設定は、オプションでアプリケーションを実行して検証できます。
デザイナーでは 2 つの回転ボタンを使用して、ツールを中央ボタンを中心に回転できます。各ツールは、表示された [削除] ボタンを使用して削除できます。
数値ツールには数値が必要です。デザイン ダイアログは、数値ゲージ ツールを使用した最初の数値セットを供給します。このトピックでは、数値ツールを使用して表示するフォント サイズを設定します。
メニューの任意の位置を選択し、「新しいツール」ウェッジをクリックして数値ツールを作成します。ダイアログ ウィンドウが表示されます。
ドロップダウンを使用して「数値ツール」を選択します。数値ツールの共通プロパティの一部を入力する設定ダイアログ ウィンドウが表示されます。
[テキスト] フィールドに入力し、画像をツールに追加します。ダイアログに表示されたデフォルト値に基づき初期値を追加する、または値を編集して、[追加] をクリックします。
ここで、フォント サイズの数値ツールを追加します。ドリルダウン ボタンをクリックすると、前述の手順で作成した数値のコレクションを表す数値ゲージ ツールが表示されます。
[OK] をクリックしてデザイナーを閉じ、結果を検証するアプリケーションを実行します (オプション)。
リスト ツールは、項目のリストをドロップダウン リストとして作成します。子ツールを含まず、コレクションの項目のみを表示します。
「新しいツール」ウェッジをクリックし、ドロップダウンを使用して「リスト ツール」を選択します。[リスト項目の編集…] ボタンが有効になり、項目のリストが作成できるようになります。
ここで、リスト ツールが追加されます。ドリルダウン ボタンをクリックすると、前述の手順で作成した項目のリストが表示されます。
[OK] をクリックしてデザイナーを閉じ、結果を検証するアプリケーションを実行します。
このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。