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OnRowAdded イベントによるフィールド データの初期化

このヘルプ トピックは、 「WinDataSource のサブクラス化によるビジネス クラスの作成（パート 1）」から始まる 5 つのパートから構成されるチュートリアルの続きです。

前のセクションである 「WinDataSource のサブクラス化によるビジネス クラスの作成（パート 3）」に戻って確認することができます。

OnRowAdded イベントも一部のフィールド値を初期化するために重要です。この特定の実装で、デクリメントした負の整数値をプライマリ キーに割り当てる必要があります。追加する行が増えるほど、一時的な自動番号は継続して減少します。データベースにレコードを保存するときには必ず、実際のサーバーが生成した自動番号を取得して、プライマリ キー列に割り当てます以下はそのためのコードです。

Visual Basic の場合：

' 行が追加されると、次のローカルの自動番号を割り当てることができます。
Protected Overrides Sub OnRowAdded(ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinDataSource.RowAddedEventArgs)
  MyBase.OnRowAdded(e)
	e.Row.Band.Columns("CategoryID").ReadOnly = DefaultableBoolean.False
	e.Row.Item("CategoryID") = Me.NextAutoNumber
	e.Row.Band.Columns("CategoryID").ReadOnly = DefaultableBoolean.True
End Sub

C# の場合：

// 行が追加されると、次のローカルの自動番号を割り当てることができます。
protected override void OnRowAdded(RowAddedEventArgs e)
{
	base.OnRowAdded (e);
	e.Row.Band.Columns["CategoryID"].ReadOnly = Infragistics.Win.DefaultableBoolean.False;
	e.Row["CategoryID"] = this.NextAutoNumber;
	e.Row.Band.Columns["CategoryID"].ReadOnly = Infragistics.Win.DefaultableBoolean.True;
}

処理する必要がある最後のイベントは OnRowDeleting イベントです。このイベントで、プライマリ キーの値を取得して、このレコードを削除するためにデータベースに対してコマンドを実行します。以下にコードを示します。

Visual Basic の場合：

' ここでデータベースからレコードを削除します。
Protected Overrides Sub OnRowDeleting(ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinDataSource.RowDeletingEventArgs)
  MyBase.OnRowDeleting(e)
	Dim cn As New SqlConnection(_cn)
	Dim cm As SqlCommand = cn.CreateCommand()
	cm.CommandText = "DELETE FROM Categories WHERE CategoryID=@CategoryID"
	cm.CommandType = CommandType.Text
	cm.Parameters.Add("@CategoryID", e.Row.Item("CategoryID"))
	cn.Open()
	cm.ExecuteNonQuery()
	cn.Dispose()
End Sub

C# の場合：

// ここでデータベースからレコードを削除します。
protected override void OnRowDeleting(RowDeletingEventArgs e)
{
	base.OnRowDeleting (e);
	SqlConnection cn = new SqlConnection(_cn);
	SqlCommand cm = cn.CreateCommand();
	cm.CommandText = "DELETE FROM Categories WHERE CategoryID=@CategoryID";
	cm.CommandType = CommandType.Text;
	cm.Parameters.Add("@CategoryID", e.Row["CategoryID"]);
	cn.Open();
	cm.ExecuteNonQuery();
	cn.Dispose();
}

これは 5 つのパートから構成されるチュートリアルの 4 番目のパートで、最後のパートを見たい場合には次のリンクをクリックしてください。 WinDataSource のサブクラス化によるビジネス クラスの作成（パート 5）