開発作業においては、画像(ラベル、ボタン、グリッド セル、ツリー ノードのいずれでも)を拡大したいが、画像の中央の部分のみを拡大し、隅の部分は元のままにしたいと考えることがあります。このような場合には、Appearance オブジェクトの ImageBackgroundStretchMargins プロパティを使用します。このプロパティを使用すると、画像の中央部分のみを拡大または縮小できます。左辺と右辺は垂直方向にのみ拡大され、上辺と下辺は水平方向にのみ拡大され、隅の部分は変わりません。
このプロパティを設定するには、コードを 1 行記述すればすみます。当然のことながら、この機能は、以下のコードで指定されている UltraLabel コントロール以外にも適用できます。その他の、イメージを表示するためのすべてのコントロールに、このプロパティを使用できます。マージンの引き伸ばしを別の方法で変更するには、[プロパティ] ウィンドウで Appearance オブジェクトを拡大し、ImageBackgroundStretchMargins プロパティの横の省略記号(…)をクリックします。ImageBackground Stretch Margins エディタが開きます。
' マージンを設定するには、左右上下のマージンのパラメータを指定します。 Me.ultraLabel1.Appearance.ImageBackgroundStretchMargins = _ New Infragistics.Win.ImageBackgroundStretchMargins(10,10,10,10)
// マージンを設定するには、左右上下のマージンのパラメータを指定します。 this.ultraLabel1.Appearance.ImageBackgroundStretchMargins = new Infragistics.Win.ImageBackgroundStretchMargins(10,10,10,10);