DisplayStyle と呼ばれる EmbeddableElementDisplayStyle という新しいプロパティ タイプが IDropDownResizeHandleOwner インターフェイスに追加されました。この追加プロパティは DropDownResizeHandleUIElement に適用される適切なスタイルを決めるために使われます。新しいプロパティは、UltraPopupControlContainer、ValueList、EditorButonBase、UltraDropDownBase を含む IDropDownResizeHandleOwner インターフェイスを実装するものには導入されなければなりません。
以下の表で、Excel ライブラリ書式サポートの重大な変更点を簡単に説明します。
これまで、ワークブックが作成された場合にデフォルトでカスタム パレット モードが使用されていました。つまり、セル書式で設定された色とフォントがパレットに自動的に追加されていました。
12.1 では、ワークブック パレットは自動的に生成されません。カスタム カラーが使用され、Excel 2003 またはそれ以前のバージョンでファイルを開くと、ユーザーは使用された色を見ることはできません。ファイル作成時にカラー パレットに存在した最も近い色が表示されます。
これは、ワークブックを保存する前にワークブックのパレットで使用した色を手動で追加することで修正できます。これは Microsoft Excel 2007 または以降のバージョンでは問題ありません。
以下の Color プロパティのセットが廃止とマークされました。古いプロパティを設定すると、新しいプロパティを同等に値に設定します。古いプロパティを取得すると、ユーザーに表示される実際の色を取得します。
IWorksheetCellFormat
の次のプロパティは廃止されました。その機能は新しいプロパティに替えられました。
古いプロパティをデフォルトではない値に設定すると、設定された値に対応する CellFillPattern インスタンスに Fill
プロパティを設定します。プロパティを取得すると、現在の Fill
プロパティ値から最も近い一致する色を取得します。CellFillPattern
インスタンスの場合、これらは正確な値となりますが、新しいグラデーションの塗りつぶしが使用される場合、古いプロパティは最初のグラデーション境界の背景色でベタ一色の塗りつぶしを反映します。
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