バージョン

UltraLinearGauge の追加

トピックの概要

目的

このトピックでは、UltraLinearGauge コントロールを Windows Forms アプリケーションに追加する方法を説明します。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

トピック 目的

このトピックでは、主要機能、最小要件、ユーザー機能など、 UltraLinearGauge コントロールに関する概念的な情報を提供します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

UltraLinearGauge の追加 – 概念的な概要

UltraLinearGauge の追加の概要

UltraLinearGauge をページに追加するには、コントロールのインスタンスを作成して、ページのルート要素に追加する必要があります。コントロールは、主目盛や副目盛に0 から 100 までの値を使用して、スケールを表示するようあらかじめ設定されています。さらに、配置されたコンテナーのサイズをデフォルトで測定します。

要件

以下の Infragistics アセンブリをメイン プロジェクトに追加します。

  • Infragistics.Win.DataVisualization.UltraGauges.dll

  • Infragistics.Win.DataVisualization.Shared.dll

  • Infragistics.Win.Portable.Core.dll

  • Infragistics.dll

以下の名前空間を追加します。

手順

以下は、UltraLinearGauge を追加する一般的な手順です。

1. UltraLinearGauge コントロールの追加

2. スケールの構成

3. 針の構成

4. 追加要素の構成 (詳細は、UltraLinearGauge の追加 – コード例および UltraLinearGauge の構成を参照してください。)

UltraLinearGauge の追加 – コード例

概要

以下の手順は、UltraLinearGauge コントロールのインスタンスを作成して、Windows Forms アプリケーションに追加し、針および 3 つの比較範囲をスケール上に構成します。

プレビュー

以下のスクリーンショットは最終結果のプレビューです。

XamLinearGauge Adding 1 17 1.png

前提条件

この手順を実行するには、以下が必要です。

  • Form がある Windows Forms プロジェクト

  • プロジェクトに追加した必要なアッセンブリ参照および名前空間 (「要件」を参照)

概要

以下はプロセスの概要です。

1. UltraLinearGauge コントロールの追加

2. スケールの構成

3. 針の構成

4. 比較範囲の追加

手順

以下の手順は、UltraLinearGauge コントロールをアプリケーションに追加する方法について説明します。

1. UltraLinearGauge コントロールの追加

UltraLinearGauge 宣言をページのルート Grid 要素に追加します。

C# の場合:

var linearGauge = new UltraLinearGauge();
linearGauge.Height = 70;
linearGauge.Width = 300;

Visual Basic の場合:

Dim linearGauge As New UltraLinearGauge
With linearGauge
      .Height = "70"
      .Width = "300"
 End With

この宣言は、 デフォルトの外観、 設定および固定サイズで、UltraLinearGauge のインスタンスを作成します。これは、スケールが主目盛および副目盛を使用して 0 から 100 の範囲で表示されるため、追加構成が必要なことを意味します。

XamLinearGauge Adding 2 17 1.png

2.スケールを構成します。

スケールの値をカスタマイズするには、MinimumValue および MaximumValue プロパティを設定する必要があります。 この例では、スケールは 5 から開始され 55 で終了します。

C# の場合:

linearGauge.MaximumValue = 55;
linearGauge.MinimumValue = 5;

Visual Basic の場合:

.MinimumValue = "5"
.MaximumValue = "55"

変化したスケールを以下のスクリーンショットに示します。

XamLinearGauge Adding 3 17 1.png

3. 針を構成します。

針をスケール上に配置するには、TargetValue プロパティの値で制御します。この例では、Value プロパティを 43 に設定します。

C# の場合:

linearGauge.Value = 43;

Visual Basic の場合:

.Value = "43"

以下のスクリーンショットは、これまでの手順で UltraLinearGauge コントロールの外観がどのようになるかを示しています。

XamLinearGauge Adding 4 17 1.png

4. 比較範囲を追加します。

パフォーマンス バーで表示された値とある意味を持たせた範囲の値を比較するためには、比較範囲をスケール上に表示する必要があります。比較範囲は、複数の LinearGraphRanges を個別に内部で定義できる Ranges プロパティが制御します。各範囲には、独自の開始値と終了値 (StartValue および EndValue) と色 (Brush) があります。

この例では、3 つの比較範囲を構成します。それぞれ異なる灰色のグラデーションで、スケール目盛の 0、15、30 から開始します。

C# の場合:

var range1 = new LinearGraphRange();
   range1.StartValue = 0;
   range1.EndValue = 15;
   range1.Brush = new SolidColorBrush(Color.FromRgb(250, 0, 0));
var range2 = new LinearGraphRange();
   range2.StartValue = 15;
   range2.EndValue = 30;
   range2.Brush = new SolidColorBrush(Color.FromRgb(255, 255, 0));
var range3 = new LinearGraphRange();
   range3.StartValue = 30;
   range3.EndValue = 55;
   range3.Brush = new SolidColorBrush(Color.FromRgb(0, 153, 0));
linearGauge.Ranges.Add(range1);
linearGauge.Ranges.Add(range2);
linearGauge.Ranges.Add(range3);

Visual Basic の場合:

Dim range As New LinearGraphRange
 With range
      .Brush = New SolidColorBrush(Color.FromRgb(255, 0, 0))
      .StartValue = 0
      .EndValue = 15
 End With
Dim range2 As New LinearGraphRange
 With range2
      .Brush = New SolidColorBrush(Color.FromRgb(255, 255, 0))
      .StartValue = 15
      .EndValue = 30
 End With
Dim range3 As New LinearGraphRange
 With range3
      .Brush = New SolidColorBrush(Color.FromRgb(0, 255, 0))
      .StartValue = 30
      .EndValue = 55
 End With

グラフの最終的な外観を以下に示します。

XamLinearGauge Adding 1 17 1.png

関連コンテンツ

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トピック 目的

このトピック グループは、向きや方向および視覚要素を含む UltraLinearGauge コントロールのさまざまな要素を構成する方法を説明します。

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