このプロパティは、コントロールが編集モードでないときにマスクのリテラルとプロンプト文字がどのように表示されるかを決定します。コントロールに表示されるテキストは、このプロパティの設定に基づいて次のいずれかになります。すなわち、プロンプト文字もリテラルも一切含まない (rawデータのみ) 、データとリテラルのみを含む、データとプロンプト文字のみを含む、またはプロンプト文字もリテラルも含むテキスト全体のいずれかです。部分的マスク値の書式設定されたスペースは、リテラルをパディングと共に含むよう指定することで保持できます。 この場合、データとリテラル文字は含まれますが、プロンプト文字はスペースに置き換えられます。
通常、コントロールが編集モードでなくなると、ユーザーへの視覚的な合図として、プロンプト文字は非表示になります。ただしアプリケーションによっては、コントロールが編集モードでなくなっても、データと共にマスクのリテラルも表示する方が適切な場合があります。
プロパティは、データ入力がコントロールでマスクされる方法を指定するために使用されます。マスクには通常、ユーザーが入力するデータを区切るためのリテラル文字が含まれます。このプロパティは、プロパティが設定されている (つまり、データ マスキングが有効である) 場合以外は効果がありません。