バージョン

AllResolutions プロパティ (UltraLiveTileViewMetrics)

ある解像度スケールに対して特定の値が割り当てられていないときに使用されるメトリック バリューを決定するオブジェクトを返します。
シンタックス
'宣言
 
Public ReadOnly Property AllResolutions As ResolutionIndependentMetrics
public ResolutionIndependentMetrics AllResolutions {get;}
解説

UltraLiveTileViewMetrics クラスは、4 つの相対画面解像度にそれぞれ別個のメトリックス プロパティを提供します。各クラスによって定義される値は特定の画面解像度に固有なものです。

このプロパティから返されるオブジェクトは、解像度固有のオブジェクトと同じメトリックス プロパティを提供します。このオブジェクトでこうしたメトリックス プロパティの 1 つを設定すると、スケーリングされてすべての画像解像度に使用される値が定義されます。

たとえば、この非解像度依存型オブジェクトで TileSizeSmall プロパティの値が 120 に設定されていて、かつ、TileSizeSmall の値が指定されている解像度依存型オブジェクトが存在しないものと仮定してみましょう。また、このとき、ResolutionScale プロパティの値は Scale100Percent というデフォルトのままになっているものとします。

コントロールが実際のタイル サイズを決定する場合、コントロールは、指定されている値 (120) を ResolutionScale プロパティの値と比較評価してスケーリング比を決定し、このスケーリング比を掛けた値を解像度固有のオブジェクトに使用します。

この例でいうと、設定値が 120 であるため、Scale80Percent、Scale100Percent、 Scale140Percent、および Scale180Percent の解像度におけるタイル サイズは、それぞれ 150、120、 86、および 67 になります。

参照