BeforeRowResize イベント

行のサイズが変更される前に発生します。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Event BeforeRowResize As BeforeRowResizeEventHandler

C#

public event BeforeRowResizeEventHandler BeforeRowResize

イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、BeforeRowResizeEventArgs 型の引数を受け取りました。次の BeforeRowResizeEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ	解説
Cancel System.ComponentModel.CancelEventArgsから継承されます。
NewHeight	新しい高さを返します。
Row	行 (読み取り専用)

解説

row 引数は、サイズの変更される行でプロパティを設定でき、メソッドを呼び出すUltraGridRowオブジェクトへの参照を返します。この参照を使用して、返された行のプロパティを設定したり、メソッドを呼び出したりすることができます。

rowheight 引数は行の新しい高さを示します。現在の高さは、行によって返される UltraGridRow オブジェクトの Height プロパティによって示されます。

cancel 引数を使用して、行がサイズの変更されないようにプログラミングできます。一定の条件が満たされない限り、行がサイズ変更されないようにすることが可能です。

RowSizing プロパティの値に基づき、ひとつ以上の行がサイズ変更で影響を受けます。この場合、rowはリサイズされているオリジナルの行を参照します。

提供された cancel を True に設定しなければ、このイベントの後に AfterRowResize イベント (行がサイズの変更されたに発生するイベント) が発生します。

使用例

Visual Basic

Imports Infragistics.Shared
Imports Infragistics.Win
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid

  Private Sub UltraGrid1_BeforeRowResize(ByVal sender As Object, ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinGrid.BeforeRowResizeEventArgs) Handles ultraGrid1.BeforeRowResize

      If e.NewHeight > 50 Then
          ' Cancel the event so the UltraGrid doesn't proceed with resizing.
          e.Cancel = True

          ' Set the height to the max height, 50.
          e.Row.Height = 50
      End If

  End Sub

C#

using Infragistics.Shared;
using Infragistics.Win;
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;
using System.Diagnostics;

private void ultraGrid1_BeforeRowResize(object sender, Infragistics.Win.UltraWinGrid.BeforeRowResizeEventArgs e)
{

	if ( e.NewHeight > 50 )
	{
		// Cancel the event so the UltraGrid doesn't proceed with resizing.
		e.Cancel = true;

		// Set the height to the max height, 50.
		e.Row.Height = 50;
	}

}