AfterRowCancelUpdate イベント

ユーザーが[ESC]キーを押して行の更新を取り消した後に発生します。

シンタックス

Visual Basic

'宣言
 
Public Event AfterRowCancelUpdate As RowEventHandler

C#

public event RowEventHandler AfterRowCancelUpdate

イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、RowEventArgs 型の引数を受け取りました。次の RowEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ	解説
Row	行 (通常はセルが属する行) を返します。

解説

row引数は、更新される行でプロパティを設定でき、メソッドを呼び出すUltraGridRowオブジェクトへの参照を返します。この参照を使用して、返された行のプロパティを設定したり、メソッドを呼び出したりすることができます。

このイベントは、ユーザーが ［Esc］ キーを押して行内のセルの変更をキャンセルした後に生成されます。CancelUpdate メソッドが呼び出された場合は生成されません。

このイベントの前に BeforeRowCancelUpdate イベント (行の更新がキャンセルされる前に発生するイベント) が発生します。

使用例

Visual Basic

Imports Infragistics.Shared
Imports Infragistics.Win
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid
Imports System.Diagnostics

   Private Sub UltraGrid1_AfterRowCancelUpdate(ByVal sender As Object, ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowEventArgs) Handles ultraGrid1.AfterRowCancelUpdate

       ' 行更新がキャンセルされた後に、AfterRowCancelUpdate を発生します
       ' ユーザーが変更を更新しなかった行で 2 回 Escape キーを押すと、
       ' 行の更新をキャンセルできます

       Debug.WriteLine("AfterRowCancelUpdate: changed in the row have been cancelled. Row's index is " & e.Row.Index.ToString())

   End Sub

C#

using Infragistics.Shared;
using Infragistics.Win;
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;
using System.Diagnostics;

private void ultraGrid1_AfterRowCancelUpdate(object sender, Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowEventArgs e)
{

	// 行更新がキャンセルされた後に、AfterRowCancelUpdate を発生します
	// ユーザーが変更を更新しなかった行で 2 回 Escape キーを押すと、
	// 行の更新をキャンセルできます

	Debug.WriteLine( "AfterRowCancelUpdate: changed in the row have been cancelled. Row's index is " + e.Row.Index.ToString( ) );

}