バージョン

GetUIElement(RowScrollRegion,ColScrollRegion,Boolean) メソッド

オブジェクトに関連付けられている UltraGridUIElement オブジェクトを返します。
シンタックス
'宣言
 
Public Overloads Overrides Function GetUIElement( _
   ByVal rsr As RowScrollRegion, _
   ByVal csr As ColScrollRegion, _
   ByVal verifyElements As Boolean _
) As Infragistics.Win.UIElement
public override Infragistics.Win.UIElement GetUIElement( 
   RowScrollRegion rsr,
   ColScrollRegion csr,
   bool verifyElements
)

パラメータ

rsr
RowScrollRegion
csr
ColScrollRegion
verifyElements
VerifyChildElements かどうかを示します。

戻り値の型

指定した行と列のスクロール領域で、オブジェクトと関連付けられた UIElementB
解説

このメソッドを呼び出すと、オブジェクトの UIElement への参照が返されます。返された参照は、オブジェクトに関連付けられたUIElementオブジェクトのプロパティの設定やそのメソッドの呼び出しに使用できます。この参照を使用して、UIElement のプロパティやメソッドにアクセスできます。

Type プロパティは、返された UIElement の型の判断に使用できます。UIElement が存在しない場合、つまりオブジェクトが表示されない場合は、Nothing が返されます。

ParentUIElement プロパティを使用すると、UIElement の親UIElementオブジェクトへの参照を取得できます。UIElements プロパティを使用すると、UIElement の子 UIElement オブジェクトのコレクションへの参照を取得できます。

UIElementFromPoint メソッドを呼び出すと、特定の座標系に存在する UIElement オブジェクトへの参照を取得できます。

CanResolveUIElement メソッドを呼び出すと、オブジェクトまたはその祖先のいずれかを特定の型の UIElement として解決できるかどうかを判断できます。

GetUIElement メソッドは、ポップアップ編集ウィンドウまたはコンボのドロップダウン部分の存在を考慮しません。これらの要素が存在する場合、これらの要素に対応する UIElement を返しません。ポップアップ ウィンドウの UIElement への参照を返すために GetUIElementPopup メソッドを呼び出すことができます。

使用例
Imports Infragistics.Shared
Imports Infragistics.Win
Imports Infragistics.Win.UltraWinGrid
Imports System.Diagnostics

   Private Sub UltraGrid1_AfterRowRegionScroll(ByVal sender As Object, ByVal e As Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowScrollRegionEventArgs) Handles ultraGrid1.AfterRowRegionScroll

       ' 行のスクロール領域で行がスクロールされた後に AfterRowRegionScroll を発生します
       ' RowScrollRegion の VisibleRows は表示される行のリストを含みます
       ' (バンドが表示に出るまでにスクロールされるクリッピング
       ' によって影響されません表示されている行コレクションは行を含みますが、 
       ' 関連付けされた UI 要素はありません)また、最後の行は
       ' 表示されない場合がありますそのため、UltraGrid は VisibleRows コレクションに
       ' 行を追加しますこの追加の行は、最後の行がスクロールによって表示されないかぎり
       ' 表示されません

       ' 以下のコードは、表示される行数を出力します
       Dim visibleRowCount As Integer = 0

       Dim i As Integer
       For i = 0 To e.RowScrollRegion.VisibleRows.Count - 1
           Dim vr As VisibleRow = e.RowScrollRegion.VisibleRows(i)

           Dim row As UltraGridRow = vr.Row

           ' 行が表示されている場合、カウンターを増加します
           If Not Nothing Is row AndAlso Not Nothing Is row.GetUIElement(e.RowScrollRegion) Then
               visibleRowCount += 1
           End If
       Next

       Debug.WriteLine("Number of visible rows = " & visibleRowCount.ToString())

   End Sub
using Infragistics.Shared;
using Infragistics.Win;
using Infragistics.Win.UltraWinGrid;
using System.Diagnostics;

private void ultraGrid1_AfterRowRegionScroll(object sender, Infragistics.Win.UltraWinGrid.RowScrollRegionEventArgs e)
{

	// 行のスクロール領域で行がスクロールされた後に AfterRowRegionScroll を発生します
	// RowScrollRegion の VisibleRows は表示される行のリストを含みます
	// (バンドが表示されるまでスクロールされるクリッピング
	// に影響されません表示される行コレクションに行が含まれますが、 
	// 関連付けされた UI 要素がありません)また、最後の行は
	// 表示されない場合がありますそのため、UltraGrid は VisibleRows コレクションに
	// 行を追加しますこの追加の行は、最後の行がスクロールによって表示されないかぎり
	// 表示されません

	// 以下のコードは、表示される行数を出力します
	int visibleRowCount = 0;

	for ( int i = 0; i < e.RowScrollRegion.VisibleRows.Count; i++ )
	{
		VisibleRow vr = e.RowScrollRegion.VisibleRows[i];

		UltraGridRow row = vr.Row;

		// 行が表示されている場合、カウンターを増加します
		if ( null != row && null != row.GetUIElement( e.RowScrollRegion ) )
			visibleRowCount++;
	}

	Debug.WriteLine( "Number of visible rows = " + visibleRowCount.ToString( ) );

}
参照