デフォルトでは、列チューザーの行は選択できません。したがって、列の表示状態は 1 行ずつのみ変更します。
行の複数選択を有効化するために MultiSelectEnabled を True に設定し、複数列の表示状態の一斉変更を可能にします。
複数列の表示状態を変更するために、標準ユーザー インターフェイスの複数選択操作で当該の行を選択し (Ctrl および Shift キーを使用)、修飾キーの解放後、選択範囲で任意の行をチェック/チェック解除します。選択範囲では、行のチェック状態は最初の行と同じものになります。後続のクリックでは、以前のチェック状態に切り替えます。行のチェック状態を変更すると、ソース グリッドの関連付けられた列の表示状態も変更します。
MultiSelectEnabled を True に設定すると、列チューザーからソース グリッドに複数の列のドラッグを可能にします。列の表示状態と同様、当該の行を選択し、ソース グリッドにドラックし、ソース グリッドの有効なドロップ エリアにドロップします。
以下の表では、この機能に関連するキーボード操作を概観します:
キー | 修飾キー | 操作 |
Space | None | 各選択行のチェック状態が切り替えられます。チェック済みの行は未チェックに、また未チェックの行はチェック済みになります。 |
Space | コントロール | アクティブ行のチェック状態が切り替えられます。未選択の行は選択済みに、また選択済みの行は未選択になります。その他の行の選択状態には影響がありません。 |
上/下 | None | 標準の行動作、すなわち現在のアクティブ行の前の、または後の行がアクティブ化され選択されます。以前の選択は解除されます。 |
上/下 | コントロール | 標準の行動作、すなわち現在のアクティブ行の前の、または後の行がアクティブ化されるが選択されません。既存の選択には影響がありません。 |
上/下 | Shift | 標準の行動作、すなわち現在のアクティブ行の前の、または後の行がアクティブ化されると同時に、既存の選択範囲が新しくアクティブ化された行を含むように拡大されます。 |