バージョン

ExportAsync(UltraGrid,Workbook,Int32,Int32) メソッド

渡された UltraGrid を、アクティブ ワークシートの指定したワークブックの指定の行および列以降に非同期的にエクスポートします。ワークブック内にワークシートがない場合は、新しいワークシートが作成されます。渡されたワークブックが戻り値となります。
シンタックス
'宣言
 
Public Overloads Sub ExportAsync( _
   ByVal grid As Infragistics.Win.UltraWinGrid.UltraGrid, _
   ByVal workbook As Infragistics.Documents.Excel.Workbook, _
   ByVal startRow As Integer, _
   ByVal startColumn As Integer _
) 
public void ExportAsync( 
   Infragistics.Win.UltraWinGrid.UltraGrid grid,
   Infragistics.Documents.Excel.Workbook workbook,
   int startRow,
   int startColumn
)

パラメータ

grid
エクスポートするグリッド。
workbook
エクスポート先の Infragistics.Documents.Excel.Workbook
startRow
エクスポートデータの開始行 (0から始まる)。
startColumn
エクスポートデータの開始列 (0から始まる)。
解説

同期的な Export メソッドとは異なり、ExportAsync メソッドは、UltraWinGrid を Excel に非同期的にエクスポートします。これはタイマーを使って実現され、マルチスレッドの動作ではありません。エクスポート操作が完了するまでは、エクスポーター Workbook、Worksheet、またはファイルへのアクセスを試みてはいけません。EndExport イベントをトラップして、処理がいつ終了するかを決定することができます。非同期エクスポート処理中、UltraWinGrid は、ユーザーが、エクスポート処理中にデータの追加、削除、編集、ソート、またはデータの状態の変更をできないようにします。グリッドの DataSource が非同期エクスポート処理中に変更されないようにすることを強く推奨します。非同期エクスポート処理中にデータが変更された場合、修正されたデータはその新しい状態でエクスポートされる場合とされない場合があります。またはエクスポート処理が完全に終了することもあります (この可能性がより高いです)。また、同じ UltraWinGrid 上、または同じ UltraGridExcelExporter を使ったエクスポート操作は、同期、非同期に関わらず一度に 1 つのみ実行できることに留意してください。これを試みると、System.InvalidOperationException が生じます。

参照