このメソッドには2つの異なる (ただし互いに関連する) 用途があります。デフォルトでは、データバインディングプロセスは必要に応じて実行されます。しかし、DataSource プロパティを設定した後にこのメソッドを呼び出すと、データバインディングプロセスをただちに強制的に実行できます。
このメソッドのもう1つの用途は、 System.ComponentModel.IBindingList以外のデータソースと同期させることです。System.ComponentModel.IBindingList を実装しているデータソースにコントロールがバインドされている場合、データソースに加えられた変更はすべて、自動的にコントロールに反映されます。System.ComponentModel.IBindingList を実装していない データソース (ArrayやArrayListなど) にコントロールがバインドされている場合、データソースへの変更をコントロールに通知するための自動的な仕組みはありません。このような場合、このメソッドを使用して、コントロールの項目のリストをデータソースの新しい値と同期させることができます。
注: これらのコントロールはバインドされることをサポートしないので、UltraTimeZoneEditor または UltraFontNameEditor でこのメソッドを呼び出すと NotSupportedException となります。
ValueList プロパティに外部 ValueList が割り当てられ、ValueList がデータ バインディングを対応しない場合は (普通は BindableValueList ではありません)、コントロールをバインドしようとするときに例外が発生されます。この場合は、開発者は BindableValueList の使用または新しい ValueList を作成するのに ValueList プロパティをクリアする必要があります。