バージョン

IsStartOfErrorRecoveryPair プロパティ

Symbol が後に続く特定の TerminalSymbol は解析している構造の中分または終了を表すかどうかを示す値を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property IsStartOfErrorRecoveryPair As Boolean
public bool IsStartOfErrorRecoveryPair {get; set;}
例外
例外解説
System.InvalidOperationException所有する Grammar の IsMutable の値が False の場合に発生します。
解説

この設定を使用すると、エラー処理ロジックが意味のあるエラーを報告します。記号の後にある特定の TerminalSymbol で使用されます。構造の中間または最後に達したことを明示的に示します。たとえば、VB.NET では、「End」キーワードを続いて「Class」キーワードは明示的に Class 宣言の終了を示します。同じように、「End」キーワードを続いて「Sub」キーワードは明示的に Sub メソッド宣言の終了を示します。パーサーが Class 宣言内の Sub 宣言にある場合、「End」キーワードを続いて「Class」キーワードが検索されると、IsStartOfErrorRecoveryPair の使用は、「End Class」が Sub 宣言を終了できないため、「End Sub」がないことをエラー処理ロジックに通知します。依存しないペアが解析ツリーに挿入され、「End Class」は正しく宣言を終了します。したがって、「End」キーワードを表す TerminalSymbol の値を True に設定すると、パーサーが VB.NET 言語のドキュメントを解析するときに、意味のあるエラー メッセージを提供します。

注: この値は小さい構造でのみ使用してください。解析した終端記号の数が 10 より大きい場合、その記号の IsStartOfErrorRecoveryPair 値を無視します。

参照