
このトピックは、UltraGeographicMap™ コントロールの背景コンテンツで Azure Maps から地理的画像を表示する方法を提供します。
以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要なトピックを示しています。
Azure Maps は Microsoft® のライセンス付きの地理画像マッピング サービスです。この地理的画像サービスは、Azure Maps に直接アクセスして利用できます。UltraGeographicMap コントロールは、AzureMapsImagery クラスを使用してマップ背景コンテンツで Azure Maps から地理的画像を表示します。ただし、UltraGeographicMap コントロールはデフォルトで Open Street Maps の地理画像をマップ背景コンテンツに表示します。Azure Maps の地理画像を表示するには、コントロールを構成する必要があります。Azure Maps の地理画像を使用する前に、www.Azuremapsportal.com と登録して Azure Maps API キーを取得する必要があります。AzureMapsImagery オブジェクトの ApiKey プロパティを設定するには、Azure Maps の API キーを使用する必要があります。
以下の画像は、Azure Maps サービスがサポートする地理的画像のマップ スタイルの UltraGeographicMap コントロールのプレビューです。
Azure Maps から地理的画像を使用するには、www.Azuremapsportal.com から Map API キーを登録して入手する必要があります。この Azure API キーを AzureMapsImagery オブジェクトの ApiKey プロパティとして設定する必要があります。
マップを正しくレンダリングするには TLS1.2 または TLS1.3 が必要です。.NET 4.7 以降を使用している場合、この手順は無視して構いません。詳細については以下をご確認ください: https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-maps/azure-maps-authentication
TLS に対応したフレームワークの完全な一覧はこちらに記載されています: .NET Framework での TLS サポート
ServicePointManager.SecurityProtocol = (SecurityProtocolType)3072;
.NET 4.0 のように標準でこれを提供していない環境では明示的に必要です。マップを追加する前に、フォームのコンストラクターなどに上記の行を必ず追加してください。
この表の下の画像は、UltraGeographicMap コントロールの背景コンテンツで Azure Maps から地理的画像を表示する方法を提供します。UltraGeographicMap コントロールを以下のように構成します。
以下のコードはこの例を実装します。
Visual Basic の場合:
Dim igMap As UltraGeographicMap
Dim AzureMaps as AzureMapsImagery
AzureMaps.ImageryStyle = AzureMapsImageryStyle.Road
AzureMaps.ApiKey = "API_KEY"
igMap.SetImagery(AzureMaps)
C# の場合:
var igMap = new UltraGeographicMap
var AzureMaps = new AzureMapsImagery();
AzureMaps.ImageryStyle = AzureMapsImageryStyle.Road;
AzureMaps.ApiKey = "API_KEY";
igMap.SetImagery(AzureMaps);
このトピックに関連する追加情報については、以下のトピックを参照してください。