バージョン

チャートについて

グラフは、数字を視覚的にプロットするためにビジネスで用いられ、言葉や文章では説明しにくいトレンド情報を表現します。Chart コントロールは、各種のグラフ、およびグラフ アプリケーションの作成や既存データまたは情報化アプリケーションにグラフ機能の追加を行うためのフレームワークを提供します。

チャート タイプ

チャートによって開発者は、 縦棒グラフ横棒グラフ折れ線グラフ、および 円グラフ などの一般的なグラフの種類を簡単に設定できます。ほとんどのグラフの種類で、 2D および 3D モードが使用できます。さらに、 積層型棒積層型柱状グラフ散布図2D および 3D バブル チャート、 2D および 3D 温度マップ、 レーダー グラフ、および ローソク足(同時)チャートなどの特殊なグラフも使用できます。

開発者は、 ChartType プロパティを変更するか、チャート ウィザードを使用するだけで、最も基本的な設定を持つグラフをすばやく作成できます。

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グラフのカスタマイズ

各グラフの外観をカスタマイズし、任意の特定のスタイルに合わせたり、グラフに強調を追加してメッセージ性を高めたりできます。見る者の注意を引き付け、よりプロフェッショナルに見えるグラフが最終的にでき上がります。

一定の色セットまたは範囲を使用してグラフを描画する標準カラーモデルの他、Chart PaintElements フレームワークでは、開発者は非常に幅広い機能を使用して詳細にグラフ内の各データ項目の外観をカスタマイズできます。

さらに、 グラフ軸 、ラベル、グリッド線、タイトル、およびグラフテキストなどの各要素の外観や位置も、完全にカスタマイズできます。

チャートの外観のカスタマイズについての詳細は、 「外観」を参照してください。

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レイヤ フレームワーク

Chart では、開発者は「 レイヤ 」フレームワークを使用できるため、より高度で綿密な開発を自由自在に行うことができます。グラフ上のカスタム形状の描画や既存の形状の処理は、インタフェース( ILayer )を実装し、グラフの描画に特殊なグラフィックス コレクション(SceneGraph)を使用するだけで簡単にできます。

あるいは、まったくゼロから始めて、レイヤ フレームワークを使用して完全に新しいタイプのグラフを描画することもできます。

チャート レイヤについての詳細は、 「レイヤ」を参照してください。

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