UltraCalendarInfo.LogicalDayOffset プロパティと UltraCalendarInfo.LogicalDayDuration プロパティがデフォルト以外の値に設定されている場合、開発者は WorkDayStartTime プロパティを WorkDayEndTime プロパティより遅い値に設定できます。これは、論理就業日を複数の日にまたがって指定できるためです。たとえば、 LogicalDayOffset プロパティを論理日が前日の午後8時に始まるように設定した場合、 WorkDayStartTime プロパティを午後10時、WorkDayEndTime プロパティを午前4時に設定すると、論理就業日は前日の午後10時に始まり、当日の午前4時に終わります。
また、WorkDayStartTime プロパティを、論理日プロパティによって定義された範囲から外れた値に設定すると、論理日の開始時刻に一致するように値が変更されます。
注: WorkDayStartTime プロパティは、特定の日付に依存しない時刻を定義するプロパティなので、その日の部分は適用されません。
WorkDayStartTime と WorkDayEndTime プロパティに、複数の離れた時間範囲を稼働時間に定義するのに、WorkingHours コレクション プロパティが追加されました。WorkingHours コレクションが移植される時に、WorkDayStartTime と WorkDayEndTime プロパティの適用はできません。
注: 稼働時間およびタイムスロットの外観の優先順位の詳細については、IsWorkDay クラスの WorkingHours 、TimeRangeAppearances および OwnerTimeSlotSettings プロパティを参照ください。