バージョン

ValidateFileWriteProtectionPassword(String) メソッド

書き込み禁止と読み込まれた Workbook のパスワードを検証します。保護が正常に無効されたかどうかを示す値を返します。
シンタックス
'宣言
 
Public Overloads Function ValidateFileWriteProtectionPassword( _
   ByVal password As String _
) As Boolean
public bool ValidateFileWriteProtectionPassword( 
   string password
)

パラメータ

password

戻り値の型

ワークブック ファイルは書き込み禁止か、以後の保存で使用するファイル書き込み禁止パスワードがあり、指定したパスワードはファイルのパスワードと一致する場合に True。
解説

書き込み禁止のファイルまたはストリームから読み込んだ Workbook インスタンスの IsFileWriteProtected は最初に True に設定されます。このインスタンスのユーザーは、インスタンスが読み込んだファイルまたはストリームを自動的に上書きしないことをユーザーに通知するか、回避することを推薦します。このインスタンスの HasFileWriteProtectionPassword は初期状態では True に設定されません。ValidateFileWriteProtectionPassword により提供されたファイルの書き込み禁止のパスワードを検証できますが、読み込んだファイルまたはストリームから元のパスワードを取得することはできません。読み込まれた正しいファイル書き込み禁止のパスワードが検証されないファイル書き込み禁止の Workbook インスタンスは、ファイル書き込み禁止を使用せずに保存されます。パスワードが ValidateFileWriteProtectionPassword によって検証されたか、SetFileWriteProtectionPassword によって上書きされた場合のみ HasFileWriteProtectionPassword は True を返します。以後保存するファイルまたはストリームにファイル書き込み禁止が追加されたことを示します。

注:Workbook および関連するサブオブジェクトは、書き込み禁止ファイルの場合、ランタイムで変更を許可します。Microsoft Excel は、有効なパスワードとロック解除されていない書き込み禁止のファイルに UI 変更を許可します。また、書き込み禁止の Workbook インスタンスは、読み込んだファイル場所への保存を許可します。この場合、Microsoft Excel の「名前を付けて保存」ダイアログによってファイルを上書きできます。IsFileWriteProtected が True の場合、ファイルの自動上書きを回避するのは Workbook のユーザーです。

参照