バージョン

2006 Volume 3 の新機能

Test Automation for Micro Focus Win-Forms (Unified Functional Testing) ソフトウェア 2006 Volume 3 リリースは、Ultimate UI for Windows Forms の以下のコントロールおよびコンポーネントをサポートします。大きな変更についての情報は、このトピックの後半部分を参照してください。

WinFormattedTextEditor

  • このリリースでは、WinFormattedTextEditor コンポーネントが新しくサポートされています。

WinChart

  • 現在、3D スプラインと 3D スプライン エリア チャートがサポートされています。

WinMaskedEdit

  • このリリースでは、「SetInvalid」アクションは無効なデータ エントリの記録を処理できます。

WinSchedule

  • 現在、Microsoft® Office 2007 のルック アンド フィールをサポートしています。

WinToolbarsManager

  • リボンと PopupGalleryTool がサポートされています。

  • 「ContextMenuLocation」アクションは、WinToolbarsManager エリアの特定の位置での右クリックを処理できます。

  • ToolbarListMenuControl カスタム サーバーは、WinToolbarsManager のコンテキスト メニューをサポートします。

大きな変更

Test Automation for Micro Focus Win-Forms (Unified Functional Testing) ソフトウェア プロジェクトを 2006 Volume 3 リリースにアップグレードする場合、アプリケーションの動作または構築に影響を与える可能性のある大きな変更に注意する必要があります。

WinFormattedLinkLabel

EditorButton アクションの「key」パラメータのフォーマットは、キーによる識別ではなく、エディターのボタン コレクションの表示インデックスによるボタンの識別をサポートするように変更されました。この変更は、空のキーまたは一意でないキーを持つエディター ボタンに関連する再生の問題を解消するためです。

以下のアクションに影響があります。

  • EditorButtonClick

  • EditorSpinButtonClick

  • EditorButtonDropDown

  • EditorButtonCloseUp

  • EditorButtonCheck

以前のバージョンでは、「key」パラメータは以下のようにフォーマットされていました。

"[button location];[button key]"

したがって、右側で先頭のボタンをクリックすると (キーが「First」の場合)、以下のように記録されました。

SwfLabel("UltraFormattedLinkLabel1").EditorButtonClick "R;First"

今回の大きな変更により、この行は 2006 Vol 3 では正しく再生されません。

2006 Vol. 3 では、パラメータは以下のようにフォーマットされます。

"[button location];[button visible index]"

このアクションは以下のように記録されます。

SwfLabel("UltraFormattedLinkLabel1").EditorButtonClick "R;0"

前述にリストしたエディター ボタン操作の 1 つを使用して、既存のテスト スクリプトを有効にし 2006 Vol. 3 で正しく再生するには、各ボタン キーをその表示インデックス (0 ベースのインデックス) に変更する必要があります。