WebHierarchicalDataGrid™ コントロール機能を使用したセル結合の紹介。
このトピックを理解するための必須条件となる資料。
セル結合によって、 WebHierarchicalDataGrid 内でのデータの並べ替えまたはグループ化が可能になり、また単一セルに結合された同じ値を含むセルを使ってデータを表示できます。セルは結合された状態で表示されます。グリッド構造はこの機能の使用によって影響を受けません。セル結合は、 並べ替え動作および WebHierarchicalDataGrid の グループ化設定と共に機能します。
以下の画面は、結合解除された表示 (図 1) および結合された表示 (図 2) を示しています。以下の結合された表示 (図 2) で分かるように、レコードを並べ替え、同じ領域を使ってこれらのレコードを収集し、セルのデータのひとつのインスタンスを使用して結合された単一セルとして領域を表示しています。
デフォルトでは、セル結合は無効になっています。この機能の有効化に関する情報は、 セル結合の有効化トピックを参照してください。
セルの結合は、並べ替え動作またはグループ化設定に対して独立して有効化または無効化できます。以下は、セル結合がこれらのそれぞれにいかに影響を及ぼすかに関する詳細な説明です。
以下のスクリーンショットは、セル結合が有効な場合に、並べ替えられた WebHierarchicalDataGrid のデータがどのように表示されるかを示しています。
図 3 - セル結合が有効な場合の並べ替え例 をよく調べると、セル結合が有効な状態での、 WebHierarchicalDataGrid の並べ替え動作の使用の効果が分かります。並べ替えの例では、並べ替え条件が Country = ‘USA’ であるレコードになっており、この条件を満たすレコードが、グリッド上部にまとまって表示されているのが分かります。
図 3 - セル結合が有効な場合の並べ替え
以下のスクリーンショットは、セル結合が有効な場合の、 WebHierarchicalDataGrid のグループ設定の効果を示しています。
列にはさまざまな国を表す値が含まれていることが分かります。この場合、 UK および USA です。表示されると、レコードは、セル内の値が同じ値を持つ国によってグループ化されます。この例では UK または USA に属するレコードが、同じ国に属する他のレコードと視覚的に結合されます。また、行は、グループ化された項目を識別するグループ化されたレコード、その値、およびレコード数の前に表示されることに留意してください。この場合は、Country、それぞれ 4 レコードと 5 レコードを含む UK および USA になります。
以下のトピックでは、このトピックに関連する情報を提供しています。
以下のサンプルでは、このトピックに関連する情報を提供しています。