Quick List エレメントを使用することは、シンプルな黒丸または番号付きのリストをレポートに追加するための最も簡単な方法です。Quick List には軽量であることを維持するために基本的な機能しかありません。より詳細にカスタマイズ可能なリスト エレメントが必要な場合には、 「リスト」を参照してください。その他の クイック コンテンツ エレメントと同じように、ほとんどのレイアウト エレメントで AddQuickList メソッドを呼び出すことによって Quick List を作成します。Quick Image および Quick Text エレメントと異なり、リストを作成するために必要な手順がもうひとつあります。項目を追加しなければなりません。ただし、項目をリストに追加することは全く難しいことではありません。 IQuickList インターフェイスから AddItem メソッドを呼び出して、文字列を提供します。リストに黒丸を付けるか番号を付けるかを識別する Numbered プロパティなどのその他のオプションを使用できます。もうひとつ役に立つプロパティは、各項目間にスペースを設定する Interval プロパティです。
以下のコードは、7 項目からなるリストを作成します。リストには番号が付けられ、各項目間のスペースは 10 ピクセルに設定されます。このトピックは、Report エレメントを定義済みでこのエレメントに少なくともひとつの Section エレメントを追加してあることを前提とします。詳細は、 「レポート」および 「セクション」を参照してください。
Visual Basic の場合:
' Quick List を追加します。 section1.AddQuickText("Quick List") Dim quickList As Infragistics.Documents.Reports.Reports.Report.QuickList.IQuickList = _ quickSection.AddQuickList() quickList.Numbered = True quickList.Interval = 10 ' 項目をリストに追加します。 quickList.AddItem("Red") quickList.AddItem("Orange") quickList.AddItem("Yellow") quickList.AddItem("Green") quickList.AddItem("Blue") quickList.AddItem("Indigo") quickList.AddItem("Violet")
C# の場合:
// Quick List を追加します。 section1.AddQuickText("Quick List"); Infragistics.Documents.Reports.Reports.Report.QuickList.IQuickList quickList = section1.AddQuickList(); quickList.Numbered = true; quickList.Interval = 10; // 項目をリストに追加します。 quickList.AddItem("Red"); quickList.AddItem("Orange"); quickList.AddItem("Yellow"); quickList.AddItem("Green"); quickList.AddItem("Blue"); quickList.AddItem("Indigo"); quickList.AddItem("Violet");